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1.7.4. ブート・フラッシュ・デバイスの問題
HPSがソフトウェアを実行していても、ブートROMがブートローダ・イメージのロードに成功しない場合、考えられる原因はに以下があります。
- ブートローダ・イメージがブート・デバイス・フラッシュ内で破損している
- ブートローダ・イメージは有効であるが、ブート・フラッシュ・デバイスの通信にエラーがある
- ブートローダ・イメージのロードは成功したが、ソフトウェアのバグによりランタイム実行が成功しない
フラッシュ・デバイスの通信に関する問題を軽減するには、CSEL=0x0で設定します。この設定により、ブートROMがPLLを再度プログラミングすることが防止され、デバイスで最低の通信スピードを強制的に使用させます。
以下の目的のため、フラッシュ・メモリ信号は可能であれば適切な測定機器(ロジック・アナライザやオシロスコープ)を使用しモニタしてください。
- 通信の持続時間が仕様内であるかを判断する
- ブートROM通信が時期尚早にアボートされるかを観察する
- 電圧レベルおよび立ち上がり時間、立ち下がり時間といったシグナル・インテグリティを検証する
- HPSおよびフラッシュ・デバイスの通信を(ロジック・アナライザで)キャプチャする
問題が解消していない状態で、デバッガ接続が可能である場合はオンチップRAMの上部4KBの内容を アルテラ® が解析するようデバッガからダンプすることが可能です。