Arria 10 SoCブート・ユーザーガイド

ID 683735
日付 10/30/2015
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ドキュメント目次

1.8.1. ブートローダの例

  1. SoC EDSエンベデッド・コマンドシェルを起動します
    $ ~/altera/15.0/embedded/embedded_command_shell.sh
  2. SoC EDSエンベデッド・コマンドシェルからBSPエディタ・ツールを起動します
    $ bsp-editor
  3. File > New HPS BPSを選択し、画面上で新規にHPS BSP を作成した後、以下をコンフィギュレーションします
    1. Preloader settingsディレクトリでハードウェアHPSハンドオフ・フォルダを指定します
    2. Specify the boot loader sources folder in the BSP target directoryテキスト・ボックスでブートローダ・ソース・フォルダを指定します
    3. BSP Settings File nameテキスト・ボックスでブートローダ・コンフィギュレーションおよび設定ファイルを指定します
    図 26. 新規のBSPエディタ画面の選択
    図 27. 新規のBSP設定のコンフィギュレーション
  4. 各項目の設定完了後、OKをクリックし、mainメニュー・タブでソースboot_device(SD/MMC)を指定します
    図 28. BSPエディタ画面でSD/MMCデバイスからブートを選択する
  5. Generateを選択すると、BSPターゲット・ディレクトリとして指定したフォルダ内にブートローダおよびU-Bootソース・ファイルが作成されます
  6. U-Bootブートローダ・ソース・ディレクトリを変更し、イメージをビルドします
    $ cd ~/a10_soc_devkit_ghrd/software/arria10_uboot_bsp
    $ make

    以下のアイテムが~/a10_soc_devkit_ghrd/software/arria10_uboot_bsp/フォルダ内に生成されます。

    表 6.  ブートローダ実行可能イメージ
    ファイル 説明
    u-boot_w_dtb.bin デバイス・ツリー・バイナリを持つU-boot実行可能ファイル
    uboot_w_dtb-mkpimage.bin mkpimageヘッダを持つU-boot実行可能ファイル
    注: 第2ステージ・ブートローダ・ソースとしてUEFIの使用を選択する場合は、この段階で「付録 B:UEFIブートローダのビルド」を参照してください。
  7. ブート・デバイス上でブートローダ・イメージ、U-Bootデバイス・ツリー、FPGAデザインを準備します。詳細は、 アルテラ® SoC Embedded Design Suite User GuideあるいはRocketboardsサイトを参照してください。