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1.2.3.1.2. セキュア・ブート・フロー
セキュア・ブートの重要な目的は、信頼のチェーン(chain of trust)を後続するブート・ソフトウェアに渡すことにあります。セキュア・ブート中、第2ステージ・ブートローダはセキュリティ・マネージャのカレント・ステート・レジスタによっては後続するブート・イメージの認証や復号が可能です。加えて、第2ステージ・ブートローダは、後続するブート・イメージがオンチップRAMのようなセキュア・メモリから実行されることを確実にする必要があります。第2ステージ・ブートローダは以下の図のように信頼のチェーンに収まります。
マイクロOSは、ノーマル・ワールドのOSでアプリケーションがTrusted Serviceを確立することを可能とするセキュアAPIを提供します。
ベリファイド・ブート中、第2ステージ・ブートローダはOSイメージおよびOSが必要とするイメージのみを認証します。以下にベリファイド・ブートのフローを示します。
セキュア・ブートとベリファイド・フローの両方のフローでは、第2ステージ・ブートローダがオンチップRAMから実行している間にオンチップRAMで後続するブート・イメージが実行される必要があります。この要件に適合するためには、選択するセキュア・ブートの種類にもよりますが、認証および復号プロセスは以下の3つの図にあるステップに従わなければならない場合があります。
復号はオプションであり、セキュア・ブートには必須ではありません。第2ステージ・ブートローダのエントリで、CSSエンジンがイネーブルされます。第2ステージ・ブートローダが後続のブート・イメージを復号し、抜け出る際にCSSエンジンをディセーブルします。