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1.7.3. ブートROMおよびブートローダ・デバッグ・レジスタの使用方法
HPSがブートローダ・ステートを実行する場合、ブートROMとブートローダによって維持されるレジスタはブート・プロせずを介して更新されています。このようなレジスタは、有益なステータスと情報を提供し、これらを詳しく調べることでブート障害の原因を検証することができます。
レジスタは、システム・マネージャのsysmgr.romcodegrp内で利用可能です。以下はレジスタとその説明です。
- initswstate – 次の有効なブート・ステージにジャンプする前にブートローダがmagic valueである0x49535756をレジスタにライトします。この値がない場合、ブートローダが後続のブート・ステージの実行に成功しなかったことを示します。
- initswlastld – ブート・ソース・デバイスからロードされた最後のブートローダ・ソフトウェア・イメージのインデックスを含みます。最大4個のブートローダ・イメージがロード可能です。
- bootromswstate – ブートROMステートの情報を含みます。
- Bit[0]:このビットが設定されている場合、すべてのブート・イメージのロードに成功しなかったことを示します。
- Bit[1]:このビットが設定されている場合、ブートローダが開始、あるいは実行していたこと(後に成功しなかった可能性もあります)を示します。
- Bits[11:8]:この領域はブート・フラッシュ・デバイスを示します。
- 0x0= NAND
- 0x1= SD/MMC
- 0x2= QSPI