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1.1.1. コンフィグレーション・エラーの検出
インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアはコンフィグレーション・ビットストリームを生成する際に、各データフレームに対してCRC値も計算します。コンフィグレーション・ビットストリーム内のデータフレーム数とフレーム長は、各デバイスで異なります。そのため、コンフィグレーション・ビットストリームには、ビットストリーム内のデータフレーム数に応じて複数のCRC値が含まれている場合があります。
コンフィグレーション中にデータフレームがFPGAにロードされると、あらかじめ計算されたCRC値がFPGA内のCRC回路にシフトされます。同時に、FPGA内のCRCエンジンは、受信したデータフレームのCRC値を計算し、そのCRC値をコンフィグレーションRAM (CRAM) に格納します。あらかじめ計算されたCRC値は、CRCエンジンによって計算されたCRC値と比較されます。CRC値が一致しない場合、nSTATUSはLowに設定され、コンフィグレーション・エラーを通知します。
コンフィグレーション・エラー検出機能の能力は、コンフィグレーション・ビットストリームを変更する、もしくはコンフィグレーション中にコンフィグレーション・ビットストリームを意図的に破壊することにより、テストすることができます。