インテルのみ表示可能 — GUID: sss1425387260042
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1.4. エラー・インジェクション
エラー検出ブロックをテストする目的で、意図的にエラーを注入することができます。このエラー注入手法により、デザインの検証およびシステム障害の許容特性評価を行います。EDERROR_INJECT JTAG命令を使用することで、シングルエラー、ダブルエラー、またはダブル隣接エラーをコンフィグレーション・メモリーに注入することが可能になります。
EDERROR_INJECT JTAG命令は、内部スクラブをテストするようにはデザインされていません。内部スクラブ機能を検証する場合は、 インテル® Quartus® Prime Fault Injection Debuggerを使用することをインテルでは推奨しています。
JTAG命令 | 命令コード | 説明 |
---|---|---|
EDERROR_INJECT | 00 0001 0101 | この命令は、エラーの注入に使用される21ビットのJTAGフォールト・インジェクション・レジスターを制御します。 |
注: Stratix® V IIIデバイスの場合、EDERROR_INJECT JTAG命令は50 MHzのエラー検出周波数でのみ実行可能です。詳細については関連情報を参照してください。