AN 539: インテル® FPGAデバイスにおけるCRCを使用したエラー検出および回復のテスト方法

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ID 683075
日付 8/09/2019
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ドキュメント目次
ドキュメント目次 x
1. インテル® FPGAデバイスにおけるCRCを使用したエラー検出および回復のテスト方法
1. インテル® FPGAデバイスにおけるCRCを使用したエラー検出および回復のテスト方法 x
1.1. 機能の説明 1.2. エラー訂正 1.3. エラー検出CRC機能の使用 1.4. エラー・インジェクション 1.5. マルチデバイスJTAGチェーンでの使用に向けたシングルデバイス用の .jam ファイルの変更 1.6. インテル® Quartus® Prime Jamツールでの.jamファイルの実行 1.7. AN 539: インテル® FPGAデバイスにおけるCRCを使用したエラー検出および回復のテスト方法改訂履歴
1.1. 機能の説明 x
1.1.1. コンフィグレーション・エラーの検出 1.1.2. ユーザーモードでのエラー検出 1.1.3. エラー検出ピン 1.1.4. エラー・メッセージ・レジスター (EMR) 1.1.5. エラー検出のタイミング
1.1.4. エラー・メッセージ・レジスター (EMR) x
1.1.4.1. Arria® II、 Stratix® III、および Stratix® IVデバイスのEMR 1.1.4.2. Arria® V、 Cyclone® V、および Stratix® VデバイスのEMR
1.3. エラー検出CRC機能の使用 x
1.3.1. ユーザーロジックを使用したエラー検出 1.3.2. 外部ホストを使用したエラー検出
1.3.1. ユーザーロジックを使用したエラー検出 x
1.3.1.1. CRC_ERROR出力信号を使用したCRCエラーの検出 1.3.1.2. ユーザーロジックを使用したEMRのアンロード 1.3.1.3. ユーザーロジックを使用したエラー検出ブロックへのアクセス 1.3.1.4. ユーザーロジック制御ブロック 1.3.1.5. ユーザーロジック制御ブロックの信号
1.3.2. 外部ホストを使用したエラー検出 x
1.3.2.1. CRC_ERROR出力信号を使用したCRCエラーの検出 1.3.2.2. 外部ホストを使用したEMRのアンロード
1.4. エラー・インジェクション x
1.4.1. フォールト・インジェクション・レジスター 1.4.2. EDERROR_INJECT JTAG命令を使用したエラー・インジェクション 1.4.3. フォールト・インジェクション・レジスターのクリア
1.4.1. フォールト・インジェクション・レジスター x
1.4.1.1. Arria® II、 Stratix® III、および Stratix® IVデバイスにおけるフォールト・インジェクション 1.4.1.2. Arria® V、 Cyclone® V、および Stratix® Vデバイスにおけるフォールト・インジェクション
1.4.2. EDERROR_INJECT JTAG命令を使用したエラー・インジェクション x
1.4.2.1. Arria® II、 Stratix® III、および Stratix® IVにおけるシングルビット・エラーの注入 1.4.2.2. Arria® V、 Stratix® V、および Cyclone® Vデバイスにおけるシングルビット・エラーの注入
1. インテル® FPGAデバイスにおけるCRCを使用したエラー検出および回復のテスト方法

1.5. マルチデバイスJTAGチェーンでの使用に向けたシングルデバイス用の .jam ファイルの変更

このドキュメントの .jam ファイルのコードは、シングルデバイスのJTAGチェーンを対象にしています。これらのコードをマルチデバイスのJTAGチェーンで使用するには、チェーン内の .jam ファイルが対象とするデバイス以外のデバイスの命令レジスター (IR) とデータレジスター (DR) の長さを追加します。
  1. JTAGチェーン内の他のデバイスすべての命令レジスター長を確認します。
    • IRの長さ
      • Intel® FPGAおよびCPLDデバイス: 10
      • Intel® SoC FPGAデバイス内のハードウェア・プロセッサー・システム (HPS) :4
    • デバイスのDRの長さ: 1
  2. .jam ファイルのコード内で PROCEDURE EXECUTE ラインを特定し、それに続く新しいラインに次の手順で示されているコードを追加します。
  3. チェーン内でターゲットデバイスの前にデバイスがある場合は、次のコードを追加します。 
    POSTIR <total IR length before the target device>;
POSTDR <total DR length before the target device>;
  4. チェーン内でターゲットデバイスの後にデバイスがある場合は、次のコードを追加します。 
    PREIR <total IR length after the target device>;
PREDR <total DR length after the target device>;

JTAGチェーンでターゲットデバイスの前または後に他のデバイスが存在する場合

それぞれのチェーン例において、PROCEDURE EXECUTEラインの後にコードを追加します。

  • ダウンロード・ケーブル TDI → 他のデバイス1 (IR=10) → ターゲットデバイス → ダウンロード・ケーブル TDO 
    POSTIR 10;
POSTDR 1;
  • ダウンロード・ケーブル TDI → ターゲットデバイス → 他のデバイス1 (IR=10) → ダウンロード・ケーブル TDO 
    PREIR 10;
PREDR 1;
  • ダウンロード・ケーブル TDI → ターゲットデバイス → 他のデバイス1 (IR=10) → 他のデバイス2 (IR=10) → ダウンロード・ケーブル TDO 
    PREIR 20;
PREDR 2;
  • ダウンロード・ケーブル TDI → 他のデバイス1 (IR=4) → ターゲットデバイス → 他のデバイス2 (IR=10) → ダウンロード・ケーブル TDO 
    POSTIR 4;
POSTDR 1;
PREIR 10;
PREDR 1;
関連情報
レベル 2 の表題