AN 539: インテル® FPGAデバイスにおけるCRCを使用したエラー検出および回復のテスト方法

ID 683075
日付 8/09/2019
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ドキュメント目次

1.4.1. フォールト・インジェクション・レジスター

EDERROR_INJECT JTAG命令は、JTAGフォールト・インジェクション・レジスターの内容を制御します。レジスターは、コンフィグレーション・メモリーに注入するエラーの情報を保有します。

エラーの位置は、21ビットの JTAGフォールト・インジェクション・レジスター ( Arria® V Cyclone® V、および Stratix® Vデバイスでは46ビット) にいつでもスキャンすることができます。JTAGフォールト・インジェクション・レジスターの内容は、最後と最初のデータフレームの処理中にフォールト・インジェクション・レジスターにロードされます。つまり、エラーを注入できるのはコンフィグレーション・データの最初のフレームのみですが、エラー情報はいつでもモニタリング可能です。レジスターは、コンフィグレーション・メモリーに注入するエラーの情報を保有します。

注: フォールト・インジェクション・レジスターの内容は、JTAGフォールト・インジェクション・レジスターからフォールト・インジェクション・レジスターに0ビットがロードされる際にクリアされます。