インテルのみ表示可能 — GUID: sss1425379700272
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1.1.5. エラー検出のタイミング
CRC_ERRORピンは、CRCシグネチャーの計算中にかならず少なくとも32クロックサイクルLowに設定されます。エラーが発生すると、CRC_ERRORピンはEMRの更新、あるいは32サイクルの経過のいずれか遅い方でHighに設定されます。したがって、CRC_ERRORピンの立ち上がりエッジでEMRの内容のアンロードを開始することができます。このサイクルの最後に、CRC_ERRORピンは再度、最小32クロックサイクルの間Lowに設定されます。次のフレームにもエラーが含まれている場合、CRC_ERRORピンは再びHighに設定され、EMRは新しいエラー情報で更新されます。
図 4. CRC_ERRORピンの動作例次の図は、データフレーム内でエラーが発生した場合のCRC_ERRORピンの動作を表す一例です。
エラー検出プロセスの速度は、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアでクロック周波数の分周係数を設定することにより制御することができます。除数は2のべき乗であり、この場合のnは1から8です。除数の範囲は2から256です。
図 5. エラー検出周波数の計算式
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