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4.6. Cyclone® 10 GX デバイス用 EPE - Clock ワークシート
Cyclone® 10 GX デバイスは、グローバル、リージョナル、および周辺クロック・ネットワークをサポートしています。EPE スプレッドシートは、消費電力の差が重要ではないため、グローバルかリージョナル・クロックかを区別しません。

カラムヘッダー | 説明 |
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Domain | クロックドメイン名を入力します ( オプション入力 )。 |
Clock Freq (MHz) | クロックドメインの周波数を入力します。この値はデバイスファミリーのより大きい周波数仕様で制限されます。
注: Quartus Prime ソフトウェアからデザインをインポートする際、インポートした一部のクロックは、次のいずれかにより周波数 0 MHz の可能性があります。
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Total Fanout | このクロックで供給されるFF ( フリップフロップ)、RAM、DSP ( デジタル信号処理 ) ブロック、および I/O ピンの総数を入力します。 MLAB クロックによる消費電力は、RAM ワークシートに考慮されるため、このワークシートのクロック・ファンアウトにはこのクロックドメインで駆動されるすべての MLAB を含んでいません。 各グローバルクロックとリージョナル・クロックにより駆動されるリソース数は、Quartus® Prime Compilation Report のFan-out列に通知されます。Compilation Report でFitterを選択し、Resources Sectionをクリックします。 Global & Other Fast Signals Summaryをクリックして、Fan-out値を観察します。 |
Global Enable % | クロックツリー全体がイネーブルされる時間の平均割合を入力します。各グローバ ル・クロック・バッファーは、クロックツリー全体をダイナミックにシャットダウンするために使用できるイネーブル信号があります。 |
Local Enable % | クロックイネーブルがデスティネーション・フリップフロップに対して High の時間の平均割合を入力します。 ALM の FF に対するローカル・クロック・イネーブルは、LAB 幅の信号になります。いずれかの FF がディスエーブルされると、LAB 幅のクロックもディスエーブルされ、クロックの消費電力とダウンストリーム・ロジックの消費電力が削減されます。このワークシートは、クロックツリーの消費電力への影響のみをモデル化しています。 |
Utilization Factor | 電源でのクロック・ネットワーク・コンフィグレーションの影響を表します。 大きな影響を与える電力の特性は、次の要因によりキャプチャーされます。
このフィールドのデフォルト値は、標準です。実際の値は、デザインのブロック間、およびデザインの配置により異なります。より正確な結果は、Quartus Prime ソフトウェアが配置情報の詳細にアクセスできるため、Quartus Prime ソフトウェアからこの値をインポートする必要があります。 Quartus Prime デザインが存在しない場合、通常、より高い値は FPGA 上の広い距離に広がって、多くの目的地にファンアウトする信号に対応し、同時に低い値はより局在化された信号に対応します。 このフィールドをデフォルト値から変更し、ブロックの配置に応じて消費電力の変動を調べることができます。この値を変更する時は、標準デザインで極端な値を使用せず、デザインの小さなサブセットに対してのみに使用されることに注意してください。 |
Total Power (W) | クロック分配に起因する総消費電力を単位 W で示します。 |
User Comments | コメントを入力します ( オプション入力 )。 |
Cyclone® 10 GX デバイスのクロックネットワークについて詳しくは、 Cyclone® 10 GX Device HandbookのClock Networks and PLLsの章を参照してください。