インテルのみ表示可能 — GUID: eex1493255663279
Ixiasoft
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3.5. Early Power Estimator の入力フィールドの依存性
1つのワークシートで行う変更は、入力フィールド間の依存関係のために、別のワークシートの値に影響を及ぼす可能性があります。例えば、 I/O ワークシートで入力した現在の I/O 規格をサポートしていないデバイスを選択すると、 I/O 規格の値は新しいデバイスでサポートされている I/O 規格の値に自動的に変わります。
一般的に、 Cyclone® 10 GX デバイス用 Early Power Estimator は、入力の正当性を保持する必要がない限り、自動的に入力値を変更しません。1つのフィールドでの変更は、他のフィールドにはほとんど影響しませんが、フィールド値の全体的な組み合わせは適切でなければなりません。しかしながら、予期せぬ結果を引き起こす場合があります。下の例を考慮してみましょう。
Main ワークシートでDev1が選択され、I/O ワークシートで I/O 規格IO1が選択されていると仮定します。また、デバイスDev1が I/O 規格IO1とIO2をサポートするとします。デバイス選択を、I/O 規格の1つであるIO2のみをサポートするDev2に変更するとします。デバイス選択を変更した結果、I/O ワークシートの I/O 規格は、IO2に変わります。仮に、デバイス選択をDev1に戻したとしても、IO2がデバイスDev1の正当な I/O 規格値であるため、I/O 規格は変わりません。注意すべき重要点は、デバイスをDev1からDev2に変更して再度元に戻すことは、潜在的に意図していなかった I/O ワークシートの I/O 規格の変更となる点です。