2. 付録: CONFIG_STATUS および RSU_STATUS エラーコードの詳細
コマンドヘッダーの Error Code フィールドは、主要なエラーコードと軽微なエラーコードの詳細を提供します。CONFIG_STATUS および RSU_STATUS コマンドにおいて主要なエラーコードおよび軽微なエラーコードを表す特定のビットに関しては、コマンドのリストとその詳細の表を参照してください。
主要なエラーコード | エラータイプ | 詳細 |
---|---|---|
0xF001 | ERR_BITSTREAM_ERROR | ビットストリーム・エラーを示します。 |
0xF002 | ERR_EXT_HW_ACCESS_FAIL | 外部ハードウェア・アクセス・エラーを示します。 |
0xF003 | ERR_BITSTREAM_CORRUPTION | ビットストリーム破損エラーを示します。 |
0xF004 | ERR_INTERNAL_ERROR | ビットストリーム要素の誤認による内部エラーを示します。 |
0xF005 | ERR_DEVICE_ERROR | デバイス操作エラーを示します。 |
0xF006 | ERR_HPS_WDT | HPSウォッチドッグ・タイムアウト・エラーを示します。デザインでウォッチドッグ・タイマーが正しくリセットされるようにしてください。 |
0xF007 | ERR_INTERNAL_UNKNOWN_ERROR | 未知のタスクによる内部デバイスエラーを示します。 |
0xF008 | ERR_SYSTEM_INIT_ERROR | システム初期化の失敗によるエラーを示します。 |
0xF009 | ERR_DECRYPTION_ERROR | ビットストリームの復号化によるエラーを示します。 |
軽微なエラーコード | 詳細 |
---|---|
0x0001 | コンフィグレーション中のエラーを示します。 デバッグ・ガイドラインに関しては、コンフィグレーション・ユーザーガイドを参照してください。最新の Quartus® Prime開発ソフトウェアのリリースで、修正が行われていないかを確認します。 |
0x0002 | 次の条件によるQSPI関連のエラーを示します。
|
0x0003 | 破損したビットストリームが原因のコンフィグレーション・エラーを示します。デバイスとコンフィグレーション・ソース間の接続が有効であることを確認してください。 |
0x0004 | デバイスと互換性のないビットストリームが原因のコンフィグレーション・エラーを示します。正しいビットストリームを使用していることを確認してください。 |
0x0005 - 0x0007 | 破損したビットストリームが原因のコンフィグレーション・エラーを示します。デバイスとコンフィグレーション・ソース間の接続が有効であることを確認してください。 |
0x0008 | コンフィグレーション中のエラーを示します。 デバッグ・ガイドラインに関しては、コンフィグレーション・ユーザーガイドを参照してください。最新の Quartus® Prime開発ソフトウェアのリリースで、修正が行われていないかを確認します。 |
0x0009 - 0x0014 | |
0x0015 | コンフィグレーション時のビットストリーム認証エラーを示します。正しい署名キーでビットストリームに署名していることを確認してください。 |
0x0016 | 破損したビットストリームが原因のコンフィグレーション・エラーを示します。デバイスとコンフィグレーション・ソース間の接続が有効であることを確認してください。 |
0x0017 - 0x0024 | コンフィグレーション中のエラーを示します。 デバッグ・ガイドラインに関しては、コンフィグレーション・ユーザーガイドを参照してください。最新の Quartus® Prime開発ソフトウェアのリリースで、修正が行われていないかを確認します。 |
0x0025 | コンフィグレーション時のファームウェア移行エラーを示します。デバイスのファームウェアと現在の Quartus® Prime開発ソフトウェアのバージョンに互換性があることを確認します。 回復するには、現在実行中のファームウェアをデバイスから削除します。 |
0x0026 - 0x0031 | コンフィグレーション中のエラーを示します。 デバッグ・ガイドラインに関しては、コンフィグレーション・ユーザーガイドを参照してください。最新の Quartus® Prime開発ソフトウェアのリリースで、修正が行われていないかを確認します。 |
0x0032 | コンフィグレーション時のPMBUSエラーを示します。 Quartus® PrimeプロジェクトのVID設定が正しくありません。 ターゲットデバイスで、ボード上のスマート・レギュレーターまたはPMBUSマスターとの通信に失敗しています。 |
0x0033 | コンフィグレーション時のPMBUSエラーを示します。 Quartus® PrimeプロジェクトのVID設定が正しくありません。 ターゲットデバイスで、ボード上のスマート・レギュレーターまたはPMBUSマスターとの通信に失敗しています。 |
0x0034 - 0x0035 | コンフィグレーション中のエラーを示します。 デバッグ・ガイドラインに関しては、コンフィグレーション・ユーザーガイドを参照してください。最新の Quartus® Prime開発ソフトウェアのリリースで、修正が行われていないかを確認します。 |
0x0036 | 予約済み |
0x0037 - 0x0041 | 破損したビットストリームが原因のコンフィグレーション・エラーを示します。デバイスとコンフィグレーション・ソース間の接続が有効であることを確認してください。 |
0x0042 | 互換性のないパーシャル・リコンフィグレーション (PR) ビットストリームを示します。現在のベースデザインと互換性のあるPRビットストリームを使用していることを確認してください。 |
0x0043 - 0x0049 | 予約済み |
0x004A- 0x004F | コンフィグレーション中のエラーを示します。 デバッグ・ガイドラインに関しては、コンフィグレーション・ユーザーガイドを参照してください。最新の Quartus® Prime開発ソフトウェアのリリースで、修正が行われていないかを確認します。 |
0x0050 | コンフィグレーション中のエラーを示します。 Quartus® Primeプロジェクトとターゲットデバイスでデバイスが一致しません。 |
0x0051 - 0x0052 | 破損したビットストリームが原因のコンフィグレーション・エラーを示します。デバイスとコンフィグレーション・ソース間の接続が有効であることを確認してください。 |
0x0053 - 0x0054 | 破損したビットストリームが原因のビットストリーム複合化エラーを示します。デバイスとコンフィグレーション・ソース間の接続が有効であることを確認してください。 |
0x0055 | コンフィグレーション中のエラーを示します。 デバッグ・ガイドラインに関しては、コンフィグレーション・ユーザーガイドを参照してください。最新の Quartus® Prime開発ソフトウェアのリリースで、修正が行われていないかを確認します。 |
0x0056 - 0x0058 | 破損したビットストリームが原因のコンフィグレーション・エラーを示します。デバイスとコンフィグレーション・ソース間の接続が有効であることを確認してください。 |
0x0059 - 0x0061 | コンフィグレーション中のエラーを示します。 デバッグ・ガイドラインに関しては、コンフィグレーション・ユーザーガイドを参照してください。最新の Quartus® Prime開発ソフトウェアのリリースで、修正が行われていないかを確認します。 |
0x0062 | 破損したビットストリームが原因のコンフィグレーション・エラーを示します。デバイスとコンフィグレーション・ソース間の接続が有効であることを確認してください。 |
0x0063 | コンフィグレーション中のエラーを示します。 デバッグ・ガイドラインに関しては、コンフィグレーション・ユーザーガイドを参照してください。最新の Quartus® Prime開発ソフトウェアのリリースで、修正が行われていないかを確認します。 |
0x0064 - 0x0066 | 破損したビットストリームが原因のコンフィグレーション・エラーを示します。デバイスとコンフィグレーション・ソース間の接続が有効であることを確認してください。 |
0x0067 | コンフィグレーション中のエラーを示します。 デバッグ・ガイドラインに関しては、コンフィグレーション・ユーザーガイドを参照してください。最新の Quartus® Prime開発ソフトウェアのリリースで、修正が行われていないかを確認します。 |
0x0068 | 検出されたビットストリームは、セキュリティー設定のために互換性がないことを示します。高度なセキュリティー対応デバイスからのビットストリームを高度なセキュリティー非対応デバイスで使用することはできません。 Quartus® Primeプロジェクトのデバイスがターゲットデバイスと一致していることを確認します。 |
0x0069 | サポートされているパーシャル・リコンフィグレーション (PR) 認証の最大数に達しているため、検出されたビットストリームが無効であることを示します。ビットストリームでは、最大32個のPRパーティションをサポートします。 |
0x006A - 0x0075 | コンフィグレーション中のエラーを示します。 デバッグ・ガイドラインに関しては、コンフィグレーション・ユーザーガイドを参照してください。最新の Quartus® Prime開発ソフトウェアのリリースで、修正が行われていないかを確認します。 |
0x0088 - 0x0090 | UIB リファレンス・クロックが原因のコンフィグレーション・エラーを示します。デバイスでUIB refclkが有効になっていることを確認します。 |
0xC001 | コンフィグレーション中のファームウェア・エラーを示します。最新の Quartus® Prime開発ソフトウェアのリリースで、修正が行われていないかを確認します。 |
0xC002 - 0xC006 | リコンフィグレーション中のビットストリーム・エラーを示します。ビットストリームの有効性を確認してください。破損している場合は、ビットストリームを再生成して再度コンフィグレーションします。 |
0xC007 | 他のファームウェアのバージョンまたはアプリケーション・イメージへの移行によるエラーを示します。ビットストリームが有効であることを確認してください。破損している場合は、JTAGインターフェイスを介し、RSUでQSPIフラッシュを再生成して再プログラミングします。 |
0xC008 | コンフィグレーション中のエラーを示します。 デバッグ・ガイドラインに関しては、コンフィグレーション・ユーザーガイドを参照してください。最新の Quartus® Prime開発ソフトウェアのリリースで、修正が行われていないかを確認します。 |
0xC009 | リコンフィグレーション時のビットストリーム認証エラーを示します。正しい署名キーを使用してビットストリームに署名していることを確認してください。 |
0xC00A | コンフィグレーション中のエラーを示します。回復するには、デバイスの電源を再投入します。 |
0xC00B | コンフィグレーション中のエラーを示します。 デバッグ・ガイドラインに関しては、コンフィグレーション・ユーザーガイドを参照してください。最新の Quartus® Prime開発ソフトウェアのリリースで、修正が行われていないかを確認します。 |
0xC00D | コンフィグレーション中のハードウェア・エラーを示します。回復するには、デバイスの電源を再投入します。 |
0xC00E | リコンフィグレーション中のビットストリーム・エラーを示します。ビットストリームの有効性を確認してください。破損している場合は、ビットストリームを再生成して再度コンフィグレーションします。 |
0xC00F | QSPIフラッシュメモリー・アクセス時のエラーを示します。nCONFIG 信号をトグルしてデバイスをリコンフィグレーションする、もしくはデバイスの電源を再投入します。 |
0xD001 | ファームウェアの認証に失敗したことを示します。ファームウェアの共同署名機能を有効にする場合は、正しいファームウェア署名キーを使用していることを確認してください。 |
0xD002 | デザインの認証に失敗したことを示します。正しい署名キーでビットストリームに署名していることを確認してください。 |
0xD003 | QSPIフラッシュからアプリケーション・イメージをロードする際のエラーを示します。アプリケーション・イメージがQSPIフラッシュ内の正しいアドレスに配置されていることを確認します。 |
0xD004 | RSU CPBブロック解析時のエラーを示します。RSU CPBブロックが破損しています。回復するには、nCONFIG ピンをトグルしてRSUを再起動します。問題が解決しない場合は、RSU CPBブロックデータを再プログラミングしてください。 |
0xD005 | コンフィグレーション中のエラーを示します。 デバッグ・ガイドラインに関しては、コンフィグレーション・ユーザーガイドを参照してください。最新の Quartus® Prime開発ソフトウェアのリリースで、修正が行われていないかを確認します。 |
0xD006 | ファクトリー・イメージのロードに失敗しています。ファクトリー・イメージが有効であることを確認してください。破損している場合は、フラッシュ内のファクトリー・イメージを再生成して再プログラミングします。認証を有効にしている場合は、正しい署名キーを使用していることを確認します。 |
0xD007 | アプリケーション・イメージをロードする際のエラーを示します。アプリケーション・イメージの有効性を確認してください。破損している場合は、フラッシュ内のアプリケーション・イメージを再生成して再プログラミングします。 |
0xD008 | フラッシュメモリー内のファクトリー・イメージ更新時のエラーを示します。ファクトリー・アップデート・イメージの有効性を確認してください。破損している場合は、フラッシュ内のファクトリー・アップデート・イメージを再生成して再プログラミングします。 |
0xD009 | フラッシュメモリー内の決定ファームウェア更新時のエラーを示します。ファクトリー・アップデート・イメージの有効性を確認してください。破損している場合は、ファクトリー・アップデート・イメージを再生成して再プログラミングします。認証を有効にしている場合は、正しい署名キーを使用していることを確認します。 |
0xD00A | フラッシュメモリー内の決定ファームウェア更新時のエラーを示します。更新プロセス時にフラッシュメモリーがリセットされた可能性があります。回復するには、nCONFIG 信号をトグルして更新プロセスを再開します。 |
0xD00B | フラッシュメモリー内の決定ファームウェア更新時のエラーを示します。更新プロセス時にフラッシュメモリーがリセットされた可能性があります。回復するには、nCONFIG 信号をトグルして更新プロセスを再開します。 |
0xD00C | フラッシュ内のRSU CPBテーブル更新時のエラーを示します。RSU CPBブロックデータが破損している可能性があります。回復するには、更新されたファクトリー・イメージを含むRSUイメージを再生成してフラッシュにプログラミングします。 |
0xD00D | フラッシュメモリー内の結合アプリケーション・イメージ更新時のエラーを示します。結合アプリケーション・イメージの有効性を確認してください。破損している場合は、フラッシュ内の結合アプリケーション・アップデート・イメージを再生成して再プログラミングします。 |
0xD00E | フラッシュメモリー内の決定ファームウェア更新時のエラーを示します。更新プロセス時にフラッシュメモリーがリセットされた可能性があります。回復するには、nCONFIG 信号をトグルして更新プロセスを再開します。 |
0xD00F | DCIOセクション解析時のエラーを示します。DCIOセクションが破損している可能性があります。回復するには、新しい決定ファームウェアまたはDCIOセクションを含むRSUイメージを再生成し、フラッシュにプログラミングします。 |
0xD010 | RSU CPB0テーブルのエラーを示します。CPB0テーブルが破損している可能性があります。CPB0を回復するには、新しい決定ファームウェアを含むRSUイメージを再生成し、フラッシュにプログラミングします。 |
0xD011 | RSU CPB0およびCPB1テーブルのエラーを示します。CPB0およびCPB1テーブルのエントリーがどちらも破損している可能性があります。CPB0およびCPB1を回復するには、新しい決定ファームウェアを含むRSUイメージを再生成し、フラッシュにプログラミングします。 |
0xD012 | 非JTAGデバイスのプロビジョニングに成功していることを示します。成功した決定ファームウェアにより、最も優先度の高いアプリケーション・イメージがロードされます。 |
0xD013 | デバイス・プロビジョニング時のエラーを示します。 |
0xE001 | コンフィグレーション中のエラーを示します。 デバッグ・ガイドラインに関しては、コンフィグレーション・ユーザーガイドを参照してください。最新の Quartus® Prime開発ソフトウェアのリリースで、修正が行われていないかを確認します。 |
0xE002 | コンフィグレーション中のエラーを示します。 デバッグ・ガイドラインに関しては、コンフィグレーション・ユーザーガイドを参照してください。最新の Quartus® Prime開発ソフトウェアのリリースで、修正が行われていないかを確認します。 |
0xE003 - 0xE008 | 予約済み |
0xE009 - 0xE00B | コンフィグレーション中のエラーを示します。 デバッグ・ガイドラインに関しては、コンフィグレーション・ユーザーガイドを参照してください。最新の Quartus® Prime開発ソフトウェアのリリースで、修正が行われていないかを確認します。 |
0xE00C | 予約済み |