インテル® Stratix® 10 デバイス・データシート

ID 683181
日付 8/04/2017
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ドキュメント目次

HPS I2Cのタイミング特性– 暫定版

表 72.   インテル®® Stratix®® 10 デバイスのI2Cのタイミング要件
シンボル 説明 Standardモード Fastモード 単位
最小値 最大値 最小値 最大値
Tclk Serial clock (SCL) のクロック周期 10 2.5 μs
Tclk_jitter I2Cクロックの出力ジッター 2 2 %
THIGH 106 SCLのHigh期間 4 107 0.6 108 μs
TLOW 109 SCLのLow期間 4.7 110 1.3 111 μs
TSU;DAT シリアル・データ・ライン (SDA) データからSCLへのセットアップ・タイム 0.25 0.1 μs
THD;DAT 112 SCLからSDAデータへのホールドタイム 0 3.15 0 0.6 μs
TVD;DAT and TVD;ACK 113 SCL―SDA間の出力データ遅延 3.45 114 0.9 115 μs
TSU;STA 反復開始条件のセットアップ・タイム 4.7 0.6 μs
THD;STA 反復開始条件のホールドタイム 4 0.6 μs
TSU;STO ストップコンディションのセットアップ・タイム 4 0.6 μs
TBUF STOPとSTART間のSDA高パルス持続時間 4.7 1.3 μs
Tscl:r 116 SCLの立ち上がり時間 1000 20 300 ns
Tscl:f 116 SCLの立ち下がり時間 300 6.54 300 ns
Tsda:r 116 SDAの立ち上がり時間 1000 20 300 ns
Tsda:f 116 SDAの立ち下がり時間 300 6.54 300 ns
図 15. I2Cのタイミング図
106 Thighは、ic_ss_scl_hcnt レジスターまたはic_fs_scl_hcntレジスターを使用して調整することができます。
107 ic_ss_scl_hcntの推奨される最小設定値は440です。
108 ic_fs_scl_hcntの推奨される最小設定値は71です。
109 Tlowは、ic_ss_scl_lcnt レジスターまたはic_fs_scl_lcntレジスターを使用して調整することができます。
110 ic_ss_scl_lcntの推奨される最小設定値は500です。
111 ic_fs_scl_lcntの推奨される最小設定値は141です。
112 THD;DATは、立ち上がり時間および立ち下がり時間の影響を受けます。
113 TVD;DATおよびTVD;ACKは、立ち上げ時間および立ち下り時間、ならびに (ic_sda_holdレジスターを調整することで設定する) SDAホールドタイムに影響を受けます。
114 仕様内にするには、最大SDA_HOLDを240にします。
115 仕様内にするには、最大SDA_HOLDを60にします。
116 立ち上り時間と立ち下り時間のパラメーターは、IOドライバーの特性、プルアップ抵抗値、伝送ラインの総容量などの外的要因によって異なります。