EPCQ-Aシリアル・コンフィグレーション・デバイスのデータシート

ID 683818
日付 10/01/2019
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ドキュメント目次

1.4.3. EPCSデバイスピンの概要

表 8.  EPCSデバイスピンの概要
ピン名 AS x1のピンアウト図 AS x4のピンアウト図 ピンタイプ 説明
8ピンSOICパッケージでのピン番号 16ピンSOICパッケージでのピン番号 8ピンSOICパッケージでのピン番号 16ピンSOICパッケージでのピン番号
DATA0 5 15 5 15 I/O AS x1モードに対しては、このピンは入力信号ピンとして使用し、EPCQ-Aデバイスの書き込みまたはプログラミングを実行します。書き込みまたはプログラミング実行中、データはDCLK信号の立ち上がりエッジでラッチされます。このピンは、EPCSデバイスのASDIピンに相当します。

AS x4モードに対しては、このピンはI/O信号ピンとして使用します。書き込みまたはプログラミング実行中、このピンはEPCQ-Aデバイスにデータをシリアル転送する入力ピンとして動作します。このデータはDCLK信号の立ち上がりエッジでラッチされます。読み出しおよびコンフィグレーション実行中、このピンはEPCQ-AデバイスからFPGAにデータをシリアル転送する出力信号ピンとして動作します。このデータは、DCLK信号の立ち下がりエッジでシフトアウトします。

Quad Input Fast Write Bytesオペレーション実行中、このピンはEPCQ-Aデバイスにデータをシリアル転送する入力ピンとして動作します。このデータは、DCLK信号の立ち上がりエッジでラッチされます。Extended Dual Input Fast ReadおよびExtended Quad Input Fast Readオペレーション実行中、このピンはEPCQ-AデバイスからFPGAにデータをシリアル転送する出力ピンとして動作します。このデータは、DCLK信号の立ち下がりエッジでシフトアウトします。

DATA1 2 8 2 8 I/O AS x1およびAS x4モードに対しては、このピンは読み出しおよびコンフィグレーション実行中に、EPCQ-AデバイスからFPGAにデータをシリアル転送する出力信号ピンとして動作します。信号の転送は、DCLK信号の立ち下がりエッジです。このピンは、EPCSデバイスのDATAピンに相当します。

Quad Input Fast Write Bytesオペレーション実行中、このピンはEPCQ-Aにデータをシリアル転送する入力信号ピンとして動作します。このデータは、DCLK信号の立ち上がりエッジでラッチされます。

Extended Quad Input Fast Readオペレーション実行中、このピンはEPCQ-AデバイスからFPGAにデータをシリアル転送する出力信号として動作します。このデータは、DCLK信号の立ち下がりエッジでシフトアウトします。Read、Configuration、あるいはProgramオペレーション実行中、EPCQ-AデバイスはnCS信号をLowにプルダウンすることでイネーブルすることができます。

DATA2 3 9 I/O AS x1モードに対しては、このピンはVCCに接続する必要があります。

AS x4モードに対しては、このピンは読み出しおよびコンフィグレーション実行中に、EPCQ-AデバイスからFPGAにデータをシリアル転送する出力信号ピンとして使用します。この信号の遷移は、DCLK信号の立ち下がりエッジです。

Extended Quad Input Fast Readオペレーション実行中、このピンはEPCQ-AデバイスからFPGAにデータをシリアル転送する出力ピンとして動作します。このデータは、DCLK信号の立ち下がりエッジでシフトアウトします。

DATA3 7 1 I/O AS x1モードに対しては、このピンはVCCに接続する必要があります。

AS x4モードに対しては、このピンは読み出しおよびコンフィグレーション実行中に、EPCQ-AデバイスからFPGAにデータをシリアル転送する出力信号ピンとして使用します。この信号の遷移は、DCLK信号の立ち下がりエッジです。

Extended Quad Input Fast Readオペレーション実行中、このピンはEPCQ-AデバイスからFPGAにデータをシリアル転送する出力ピンとして動作します。このデータは、DCLK信号の立ち下がりエッジでシフトアウトします。

nCS 1 7 1 7 入力 アクティブLownCS入力信号は、有効なオペレーションの開始および終了でトグルします。この信号がHighの場合、デバイスは解除され、DATA[3:0]ピンはトライステートとなります。この信号がLowの場合、デバイスはイネーブルされアクティブモードとなります。パワーアップ後、動作を開始する前にEPCQ-AデバイスはnCS信号での立ち下がりエッジを必要とします。
DCLK 6 16 6 16 入力 FPGAはDCLK信号を備えています。この信号は、シリアル・インターフェイスへのタイミングを提供します。DATA[3:0]ピンのデータは、DCLK信号の立ち上がりエッジでEPCQ-Aデバイスにラッチされます。DATA[3:0]ピンのデータは、DCLK信号の立ち下がりエッジ後に変更し、DCLK信号の次の立ち下がりエッジでFPGAにラッチされます。
nRESET 3 3 入力 専用ハードウェア・リセット・ピンです。最短期間である~1μS、Lowで駆動されると、EPCQ-Aデバイスは外部および内部オペレーションを終了し、パワーオン状態に戻ります。

SOIC-16パッケージには、専用nRESETピンに向けた内部プルアップ抵抗が存在します。リセット機能が不要な場合は、VCCに接続するか、あるいは未接続にすることができます。

VCC 8 2 8 2 Power 電源ピンは3.3 Vの電源に接続します。
GND 4 10 4 10 グランド グラウンド・ピンです