インテル® FPGA SDK for OpenCL™プロ・エディション: プログラミング・ガイド

ID 683846
日付 4/01/2019
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ドキュメント目次

11.4. セッションのコンフィグレーション

コンフィグレーションとは、割り当てられた変数、反復回数、特定のカーネルのグローバルサイズとローカルサイズなどの、一連の分析の入力です。分析が必要な入力のセットごとに、個別のコンフィグレーションを作成することができます。

Code Builder Session Explorerのセッションを右クリックしSession Optionsを選択すると、セッションをコンフィグレーションできます。あるいは、Code-Builder > OpenCL Kernel Development > Session Optionsを選択すると、Session Settingsダイアログボックスを開くことができます。

Session Settingsダイアログボックスでは、次の内容をコンフィグレーションすることができます。

  • ターゲットマシン、OpenCLプラットフォーム、OpenCLデバイスなどのデバイスオプション
  • オフライン・コンパイラー・フラグやビルド・アーキテクチャーなどのビルドオプション
  • .aocxおよび.aocoファイルなどのビルド・アーティファクトや静的レポート
  • ジョブ・アーキテクチャーやネットワーク設定などの一般的なオプション

Device OptionsタブのOpenCL platformドロップダウン・リストから、 インテル® FPGA SDK for OpenCL™ を選択していることを確認してください。

Build OptionsタブのOpenCL Build Optionsセクションに、 インテル® FPGA SDK for OpenCL™オフライン・コンパイラー・フラグを手動で入力します。

重要: カーネルにチャネルがある場合、ワークフローをコンフィグレーションする必要があります。ワークフローは一連のカーネルであり、連続して実行することができます。ワークフローは、あるカーネルの入力が前のカーネルの出力と接続しているチャネルでワークロードを実行するために使用できます。 (両方のカーネルに同じ変数を割り当てる必要があります。)

セッションのコンフィグレーションと変数管理については、Developer Guide for Intel SDK for OpenCL Applicationsを参照ください。