インテル® FPGA SDK for OpenCL™プロ・エディション: プログラミング・ガイド

ID 683846
日付 4/01/2019
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ドキュメント目次

8.11. レガシー・エミュレーターの使用

インテル® FPGA SDK for OpenCL™ バージョン18.1および、それ以前のバージョンにおけるデフォルトのエミュレーターは現在も入手可能であり、利用することができます。 ただし、インテルFPGA OpenCLシステムのエミュレーションには、高速エミュレーターの利用を推奨しています。

OpenCLカーネルのエミュレーションとデバッグ で紹介されている推奨事項の多くは、どちらのエミュレーターにも適用されます。ただし、レガシー・エミュレーターには、次の章以降で説明されている違いがいくつかあります。

重要: エミュレーションは、ARM®プロセッサーへのクロスコンパイルをサポートしていません。ARM SoCデバイスをターゲットにするデザインでエミュレーションを実行する場合は、SoC以外のボードでエミュレーションしてください (例えばINTELFPGAOCLSDKROOT/board/s10_refINTELFPGAOCLSDKROOT/board/a10_refなど)。エミュレーション結果が満足のいく内容となれば、続く最適化の手順に向けてデザインのターゲットをSoCにすることが可能です。