インテル® FPGA SDK for OpenCL™プロ・エディション: プログラミング・ガイド

ID 683846
日付 4/01/2019
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ドキュメント目次

12.1.7.2. OpenCL* ライブラリーのシミュレーション

シミュレーション中に生成された波形を確認するには、 Mentor Graphics* ModelSim* ソフトウェアをインストールし、コンフィグレーションする必要があります。

重要:

エミュレーターとシミュレーターを同じ端末またはコマンド・プロンプト・セッションから実行する場合、シミュレーターを実行する前にエミュレーターの環境変数設定 (CL_CONTEXT_EMULATOR_DEVICE_INTELFPGA) を解除します。エミュレーター環境変数の設定が解除されていないと、シミュレーションはエラーにより失敗します。

エミュレーターとシミュレーターは、別々の端末セッションまたはコマンド・プロンプト・セッションから実行することもできます。

OpenCL* ライブラリーをシミュレーターで実行するには以下を行います。

  1. ユーティリティー・コマンド aocl linkflags を実行し、ホスト・アプリケーションの構築に必要なライブラリーを検索します。ソフトウェアは、エミュレーションおよび通常のカーネルのコンパイルフローに必要なライブラリーの一覧を表示します。
  2. ホスト・アプリケーションを構築し、手順1のライブラリーにリンクします。
    ヒント: 他のOpenCL SDKとともに複数のデバイスをエミュレーションするには、ホストランタイムのライブラリーに接続する に、ホスト・アプリケーションをKhronos ICD Loader Libraryに接続します。ホスト・アプリケーションをICD Loader Libraryに接続するには、ホスト・アプリケーションのMakefileを変更します。詳細は、ホスト・アプリケーションとKhronos ICD Loader Libraryのリンクを確認ください。
  3. 必要であれば、.aocxファイルをホストが容易に見つけることのできる位置に動かします。現在の作業ディレクトリーが推奨されます。
  4. CL_CONTEXT_MPSIM_DEVICE_INTELFPGA環境変数を設定し、シミュレーション・デバイスを有効にします。
    • Windowsの場合
      set CL_CONTEXT_MPSIM_DEVICE_INTELFPGA=1
    • Linuxの場合
      env CL_CONTEXT_MPSIM_DEVICE_INTELFPGA=1
    要確認: 環境変数CL_CONTEXT_MPSIM_DEVICE_INTELFPGAを設定すると、シミュレーション・デバイスのみが利用可能になります。すなわち、物理的なボードおよびエミュレーション・デバイスへのアクセスは無効になります。

    ホストプログラムがシミュレーション・デバイスを識別できない場合、CL_CONTEXT_COMPILER_MODE_INTELFPGA=3を設定する必要があります。

  5. ホストプログラムを実行します。
    ホストコードとデバイスをデバッグするには、gdbまたはEclipseでホストコードを実行します。

    ホストプログラムを実行すると、波形ファイルvsim.wifが作成されます。この波形ファイルは、ホストコードを実行時に ModelSim* ソフトウェアで確認することができます。vsim.wifファイルは、ホストプログラムを実行しているディレクトリーと同じディレクトリーに書き込まれます。

  6. ホストまたはカーネルプログラムを変更しテストを行う場合は、変更したホストまたはカーネルプログラムのみを再コンパイルし、シミュレーションを再度実行してください。