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4.2.1. ローカル温度センサー
Agilex 7のローカル温度センサーは、ビルトインの11ビットADCを使用し、SDMメールボックスを介して温度の読み出し値を提供します。
各温度センサーの位置には、コア・ファブリックに最大2つのローカルTSDが含まれるか、またはトランシーバー・タイルに最大6つのTSDが含まれます。5
図 8. Agilex 7 FPGAのローカル温度センサーこの図は、ローカル温度センサーのブロック図です。センサーの物理的な位置については、関連情報を参照してください。
Agilex 7デバイスは最大11つのローカル温度センサーの位置を提供して、オンチップ温度を監視します。
- コア・ファブリック内の最大5つの温度センサーの位置 (その中には合計で最大9つのローカルTSD) を使用すると、コア・ファブリック周辺の温度を監視できます。
- 各トランシーバー・タイル内に1つずつある、最大6つのローカル温度センサーの位置により、トランシーバー・タイルの温度を監視できます。トランシーバー・タイルの数は、Agilex 7のデバイスとパッケージのオプションごとに異なります。
- FPGA Mシリーズでは、各HBM2Eタイル内に1つずつある、最大2つの温度センサーの位置により、HBM2Eタイルの温度を監視できます。HBM2Eタイルの数は、FPGA Mシリーズ間で異なります。
異なるAgilex 7シリーズ、集積度、パッケージ間で使用可能な温度センサーおよび位置に関する詳細情報については、関連情報を参照してください。
破局的トリップ信号
破局的トリップ信号 nCATTRIP はオプションの信号で、未使用の SDM_IO ピンに割り当てることができます。イネーブルすると、nCATTRIP 信号がアサートされ、Highのままになります。コア温度が120° C以上に達し、nCATTRIP 信号がLowになったら、すぐにFPGA をパワーダウンする必要があります。これは、デバイスへの恒久的な損傷を回避するためです。nCATTRIP 信号は、デバイスがユーザーモードに入った後にのみ有効になります。
注: 破局的信号は、SDM位置のローカルTSDではサポートされていません。
5 Rタイル、Fタイル、およびEタイル・トランシーバーの各位置にあるローカルTSDの数は、それぞれ6、5、および4です。他のタイプのトランシーバー・タイルには、1つのみのローカルTSDが位置ごとにあります。使用可能な温度センサーに関する詳細情報は、関連情報を参照してください。