インテル® MAX® 10 FPGAコンフィグレーション・ユーザーガイド

ID 683865
日付 1/07/2019
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ドキュメント目次

3.3.2.2. Convert Programming Filesを使用した.pofの生成

.sofファイルを.pofファイルに変換し、ICBを設定するには、次の手順に従います。

  1. FileメニューのConvert Programming Filesをクリックします。
  2. Output programming fileProgramming file typeリストから、Programmer Object File (.pof) を選択します。
  3. ModeリストからInternal Configurationを選択します。
  4. Option/Boot Infoをクリックすると、ICB設定をセットするためのICB settingダイアログボックスが表示されます。ICB settingダイアログボックスでは次の内容を設定することができます。
    1. コンフィグレーション時のユーザーI/Oウィークプルアップ
    2. CFM0のみからのデバイス設定
      注: この機能をイネーブルすると、デバイスは物理的なCONFIG_SELピンをサンプリングすることなく、常にコンフィグレーション・イメージ0をロードします。コンフィグレーション・イメージ0を正常にロードした後で、入力レジスターのconfig_sel_overwriteビットを使用してコンフィグレーション・イメージを切り替えることができます。Altera Dual Configuration IPコアの入力レジスターについて、詳しくは関連情報を参照してください。
    3. 使用可能であれば2番目のイメージISPデータをデフォルトとして使用してください。
    4. JTAGセキュア
      注: TAGセキュア機能は、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアではデフォルトでは無効になっています。このオプションをGUIで可視化するには、key-valueペアのPGM_ENABLE_MAX10_JTAG_SECURITY=ONを使用して、テキストエディターでquartus.iniファイルを作成し、そのファイルを次のいずれかのフォルダーに保存する必要があります。
      • プロジェクト・フォルダー
      • Windowsオペレーティング・システム<Quartus installation folder>\bin64フォルダー
      • Linuxオペレーティング・システム<Quartus installation folder>/linux64フォルダー
      注意:
      POFファイルでJTAGセキュアモードが有効にされている状態で、POFが誤ったキーで暗号化さていれる場合、MAX 10 FPGAデバイスが永久にロックされてしまいます。デバイスがJTAGセキュアモードである場合、外部JTAGのロックを解除するためには、内部JTAGのインターフェイスをインスタンス化する必要があります。
    5. 保護を検証します。
    6. 暗号化されたPOFのみを許可します。
    7. デュアル・コンフィグレーション向けウォッチドッグ・タイマーとウォッチドッグ・タイマー値です。 (デュアル圧縮内部イメージでコンパイルされた2つのデザインのための2ページの.sofを追加すると有効となります)
    8. ユーザー・フラッシュメモリーの設定
    9. RPDファイルのエンディアン
  5. File nameボックスで、作成するプログラミング・ファイルのファイル名を指定します。
  6. メモリー・マップ・ファイル (.map) を生成するには、Create Memory Map File (自動生成されるoutput_file.map) をオンにします。.mapにはOption/Boot Infoオプションでセットした、ICB設定とCFMやUFMのアドレスが含まれます。
  7. ロー・プログラミング・データ (.rpd) を生成するには、Create config data RPD (output_file_auto.rpdを生成する) をオンにします。
    リモート・システム・アップグレードに向けて、各コンフィグレーション・フラッシュメモリーおよびユーザー・フラッシュメモリー (CFM0、CFM1、UFM) セクションの個別のロー・プログラミング・データ (.rpd) がまとめて生成されます。
  8. .sofInput files to convertリストから追加することができ、最大2つまでの.sofファイルを追加することができます。
    リモート・システム・アップグレード用に、元のページ0データを.pofに保持し、ページ1データを新しい.sofファイルに置き換えることも可能です。これを実行するには、.pofファイルをページ0に追加し、次に.sofページを追加し、新しい.sofファイルをページ1に追加します。
  9. すべての設定が完了した後で、Generateをクリックして関連するプログラミング・ファイルを生成します。