インテル® MAX® 10 FPGAコンフィグレーション・ユーザーガイド

ID 683865
日付 1/07/2019
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ドキュメント目次

3.1.1. ガイドライン: 兼用コンフィグレーション・ピン

ユーザーモードでコンフィグレーション・ピンをユーザーI/Oピンとして使用するには、以下のガイドラインに従う必要があります。
表 25.  インテルMAX 10デバイスの兼用コンフィグレーション・ピンのガイドライン
ガイドライン ピン
初期化時のコンフィグレーション・ピン
  • 外部I/Oドライバーをトライステートにし、外部ウィーク・プルアップ抵抗をドライブします。または、9 Intel
  • 外部I/Oドライバーを使用して、ピンを外部ウィーク・プルアップ抵抗と同じ状態にドライブします。
  • nCONFIG
  • nSTATUS
  • CONF_DONE
JTAGピン
  • JTAGENピンを使用してユーザーI/OピンとJTAGピンの機能を交互に切り替えるのであれば、すべてのJTAGピンがシングルエンドのI/Oピンまたは電圧リファレンス形式のI/Oピンとして割り当てられている必要があります。推奨の入力バッファーはシュミットトリガー入力
  • JTAGピンのいずれかを差動I/Oピンとして割り当てた場合、ユーザーモードでJTAGピンがJTAGピンとしては動作不可能です。
  • JTAGプログラミング中はJTAGピンを専用ピンとして使用する必要があり、ユーザーI/Oピンとして使用すること不可能です。
  • 初期化の段階でJTAGピンをトグルすることは不可能です。
  • 初期化の前に最低5クロックサイクル間、テスト・アクセス・ポート (TAP) コントローラ―をリセット状態にし、TDIピンとTMSピンをHighに、TCKピンをLowに駆動します。
  • TDO
  • TMS
  • TCK
  • TDI
重要: JTAGピン共有機能をイネーブルする場合は、すべてのJTAGピンをシングルエンドのI/Oピンまたは電圧リファレンス形式のI/Oピンとして割り当てます。
9 外部ウィーク・プルアップ抵抗を削除するのであれば、インテルではデバイスがユーザーモードに入った後で削除することを推奨しています。