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2.2.1.2.2. リモート・システム・アップグレード回路の入力制御
リモート・システム・アップグレード回路には3つの動作モードがあります。
- アップデート — 入力レジスターにシフトレジスターの値をロードします
- キャプチャ — シフトアウトされるデータをシフトレジスターにロードします
- シフト — ユーザーロジックにデータをシフトアウトします
リモート・システム・アップグレード回路のコントロール入力 | 動作モード | レジスターの入力設定 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
RU_SHIFTnLD | RU_CAPTnUPDT | シフト・レジスター[40] | シフト・レジスター[39] | シフト・レジスター[38:0] | 入力レジスター[38:0] | |
0 | 0 | Don't Care | Don't Care | アップデート | シフト・レジスター[38:0] | シフト・レジスター[38:0] |
0 | 1 | 0 | 0 | キャプチャ | 現在のステート | 入力レジスター[38:0] |
0 | 1 | 0 | 1 | キャプチャ | {8'b0、前回のステート・アプリケーション1} | 入力レジスター[38:0] |
0 | 1 | 1 | 0 | キャプチャ | {8'b0、前回のステート・アプリケーション2} | 入力レジスター[38:0] |
0 | 1 | 1 | 1 | キャプチャ | 入力レジスター[38:0] | 入力レジスター[38:0] |
1 | Don't Care | Don't Care | Don't Care | シフト | {ru_din、シフトレジスター[38:1]} | 入力レジスター[38:0] |
以下に、リモート・システム・アップグレード回路のコントロール入力の駆動例を示します。
- RU_SHIFTnLDをHighに駆動し1'b1にすると、シフトレジスターはRU_CLKの各立ち上がりエッジでデータをシフトし、RU_CAPTnUPDTは機能を持ちません。
- RU_SHIFTnLDとRU_CAPTnUPDTの両方をLowに駆動し1'b0にすると、入力レジスターにRU_CLKの立ち上がりエッジでシフトレジスターの内容がロードされます。
- RU_SHIFTnLDをLowに駆動し1'b0にし、RU_CAPTnUPDTをHighに駆動して1'b1にすると、シフトレジスターはRU_DCLKの立ち上がりエッジで値をキャプチャします。