インテル® MAX® 10 FPGAコンフィグレーション・ユーザーガイド

ID 683865
日付 1/07/2019
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ドキュメント目次

2.2.1.2.2. リモート・システム・アップグレード回路の入力制御

リモート・システム・アップグレード回路には3つの動作モードがあります。

  • アップデート — 入力レジスターにシフトレジスターの値をロードします
  • キャプチャ — シフトアウトされるデータをシフトレジスターにロードします
  • シフト — ユーザーロジックにデータをシフトアウトします
表 10.  リモート・システム・アップグレード回路へのコントロール入力
リモート・システム・アップグレード回路のコントロール入力 動作モード レジスターの入力設定
RU_SHIFTnLD RU_CAPTnUPDT シフト・レジスター[40] シフト・レジスター[39] シフト・レジスター[38:0] 入力レジスター[38:0]
0 0 Don't Care Don't Care アップデート シフト・レジスター[38:0] シフト・レジスター[38:0]
0 1 0 0 キャプチャ 現在のステート 入力レジスター[38:0]
0 1 0 1 キャプチャ {8'b0、前回のステート・アプリケーション1} 入力レジスター[38:0]
0 1 1 0 キャプチャ {8'b0、前回のステート・アプリケーション2} 入力レジスター[38:0]
0 1 1 1 キャプチャ 入力レジスター[38:0] 入力レジスター[38:0]
1 Don't Care Don't Care Don't Care シフト {ru_din、シフトレジスター[38:1]} 入力レジスター[38:0]

以下に、リモート・システム・アップグレード回路のコントロール入力の駆動例を示します。

  • RU_SHIFTnLDをHighに駆動し1'b1にすると、シフトレジスターはRU_CLKの各立ち上がりエッジでデータをシフトし、RU_CAPTnUPDTは機能を持ちません。
  • RU_SHIFTnLDRU_CAPTnUPDTの両方をLowに駆動し1'b0にすると、入力レジスターにRU_CLKの立ち上がりエッジでシフトレジスターの内容がロードされます。
  • RU_SHIFTnLDをLowに駆動し1'b0にし、RU_CAPTnUPDTをHighに駆動して1'b1にすると、シフトレジスターはRU_DCLKの立ち上がりエッジで値をキャプチャします。