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2.1.2.3. インシステム・プログラミング
インテルMAX 10デバイスのCFMを含む内部フラッシュを、業界標準のIEEE 1149.1 JTAGインターフェイスを介してISPでプログラミングすることができます。ISPは、CFMをプログラミング、消去、および検証する機能を提供します。インテルMAX 10デバイスのJTAG 回路とISP命令は、IEEE-1532-2002のプログラミング仕様に準拠しています。
インテルMAX 10デバイスは、ISP実行時にTDI入力ピンを介してIEEE Std. 1532命令、アドレス、およびデータを受信します。データはTDO出力ピンを介してシフトアウトされ、期待されるデータと比較されます。
以下は、ISP動作の一般的なフローです。
- IDの確認 — あらゆるプログラミングまたは検証処理の前にJTAG IDが確認されます。JTAG ID読み出しの所要時間は、全体的なプログラミング時間と比較した場合、比較的短時間となります。
- ISP の開始 — I/OピンがユーザーモードからISPモードにスムーズに遷移するようにします。
- セクター消去 — デバイス消去のためにアドレスと命令をシフトインし、消去パルスを適用します。
- プログラミング — アドレス、データ、プログラミング命令をシフトインし、フラッシュセルをプログラミングするためのプログラミング・パルスを生成します。この処理を内部フラッシュセクターの各アドレスごとに繰り返します。
- 検証 — アドレスをシフトインし、検証命令により読み出しパルスを生成し、比較用のデータをシフトアウトします。この処理を内部フラッシュのアドレスごとに繰り返します。
- ISPの終了 — I/OピンがISPモードからユーザーモードにスムーズに遷移するようにします。
インテル® Quartus® Prime Programmerを使用してCFMをプログラミングすることもできます。