インテル® MAX® 10 FPGAコンフィグレーション・ユーザーガイド

ID 683865
日付 1/07/2019
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ドキュメント目次

2.1.2.3. インシステム・プログラミング

インテルMAX 10デバイスのCFMを含む内部フラッシュを、業界標準のIEEE 1149.1 JTAGインターフェイスを介してISPでプログラミングすることができます。ISPは、CFMをプログラミング、消去、および検証する機能を提供します。インテルMAX 10デバイスのJTAG 回路とISP命令は、IEEE-1532-2002のプログラミング仕様に準拠しています。

インテルMAX 10デバイスは、ISP実行時にTDI入力ピンを介してIEEE Std. 1532命令、アドレス、およびデータを受信します。データはTDO出力ピンを介してシフトアウトされ、期待されるデータと比較されます。

以下は、ISP動作の一般的なフローです。

  1. IDの確認 — あらゆるプログラミングまたは検証処理の前にJTAG IDが確認されます。JTAG ID読み出しの所要時間は、全体的なプログラミング時間と比較した場合、比較的短時間となります。
  2. ISP の開始 — I/OピンがユーザーモードからISPモードにスムーズに遷移するようにします。
  3. セクター消去 — デバイス消去のためにアドレスと命令をシフトインし、消去パルスを適用します。
  4. プログラミング — アドレス、データ、プログラミング命令をシフトインし、フラッシュセルをプログラミングするためのプログラミング・パルスを生成します。この処理を内部フラッシュセクターの各アドレスごとに繰り返します。
  5. 検証 — アドレスをシフトインし、検証命令により読み出しパルスを生成し、比較用のデータをシフトアウトします。この処理を内部フラッシュのアドレスごとに繰り返します。
  6. ISPの終了 — I/OピンがISPモードからユーザーモードにスムーズに遷移するようにします。

インテル® Quartus® Prime Programmerを使用してCFMをプログラミングすることもできます。