F-Tile JESD204C インテル® FPGA IPデザイン例ユーザーガイド

ID 691269
日付 12/27/2024
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ドキュメント目次

2.3.1. デザイン例のパラメーター

F-Tile Ethernet Intel® FPGA IP パラメーター・エディターには、デザイン例を生成する前にパラメーターを指定するための Example Design タブが含まれています。
表 6.  Example Design タブのパラメーター
パラメーター オプション 説明
Select Design
  • System Console Control
  • None
システム・コンソールからデザイン例のデータパスにアクセスするには、System Console Controlを選択します。
Simulation ON、OFF デザイン例のシミュレーションに必要なファイルを IP に生成させるには、このパラメーターをオンにします。
Synthesis ON、OFF Quartus® Primeのコンパイルとハードウェア・デモンストレーションに必要なファイルを IP に生成させるには、このパラメーターをオンにします。
HDL format (シミュレーション用)
  • Verilog
  • VDHL
シミュレーションに向けて RTL ファイルの HDL フォーマットを選択します。
HDL format (合成用) Verilog only 合成に向けて RTL ファイルの HDL フォーマットを選択します。
Generate 3-wire SPI module オン、オフ

4 線式ではなく 3 線式の SPI インターフェイスをイネーブルにするにはオンにします。

Sysref mode
  • One-shot
  • Periodic
  • Gapped periodic

デザインの要件とタイミングの柔軟性に基づいて、SYSREF アラインメントを One-shot、Periodic、Gapped periodic モードから選択します。

  • One-shot — このオプションを選択すると、SYSREF が One-shot パルスモードにイネーブルされます。 sysref_ctrl[17] レジスタービットの値は 0 です。F-Tile Ethernet IP リセットがデアサートされた後、sysref_ctrl[17] レジスターの値を 0 から 1 に変更し、次に 0 に変更すると、One-shot SYSREF パルスになります。
  • Periodic — このオプションを選択すると、SYSREF は 50:50 デューティー・サイクルとなります。SYSREF 周期は、E*SYSREF_MULP です。
  • Gapped periodic — このオプションを選択すると、SYSREF は、粒度が 1 リンク・クロック・サイクルのプログラマブル・デューティー・サイクルとなります。SYSREF 周期は、E*SYSREF_MULPです。範囲外のデューティー・サイクル設定に対しては、SYSREF 生成ブロックは自動的に 50:50 デューティー・サイクルを推論します。
SYSREF 周期の詳細については、SYSREF Generator のセクションを参照してください。
Select board
  • None
  • Intel Agilex® 7 I-Series Transceiver-SoC Development Kit
デザイン例に向けてボードを選択します。
  • None — このオプションを選択すると、デザイン例のハードウェア面を除外します。すべてのピン・アサインメントは仮想ピンに設定されます。
  • Intel Agilex® 7 I-Series Transceiver-SoC Development Kit — このオプションでは、この開発ボード上のデバイスに合うようにプロジェクトのターゲットデバイスが自動的に選択されます。使用しているボードリビジョンでデフォルトのターゲットデバイスのグレードが異なる場合、Change Target Deviceパラメーターを使用してターゲットデバイスを変更することができます。
Test Pattern
  • PRBS-7
  • PRBS-9
  • PRBS-15
  • PRBS-23
  • Ramp
パターン・ジェネレーターとパターンチェッカーのテストパターンを選択します。
  • Pattern Generator — JESD204C は、データサンプルごとに PRBS パターン・ジェネレーターをサポートします。これは、データの幅が N+CS オプションであることを意味します。PRBS パターン・ジェネレーターとパターンチェッカーは、テスト用のデータ・サンプル・スティミュラスを作成するのに便利で、ADC/DAC コンバーターの PRBS テストモードとは互換性がありません。
  • Ramp Pattern Generator — JESD204C リンク層は正常に動作しますが、トランスポート層はディスエーブルされ、フォーマッターからの入力は無視されます。各レーンは、0x00 から 0xFF へとインクリメントし、その後リピートされる同一のオクテットストリームを送信します。ランプ・パターン・テストは、 prbs_test_ctl によってイネーブルされます。
  • PRBS Pattern Checker — JESD204C PRBS スクランブラーは自己同期であり、IP コアがリンクアップをデコード可能な場合、スクランブリング・シードは既に同期されていと予想されます。PRBS スクランブリング・シードは、自己初期化に 8 オクテットを必要とします。
  • Ramp Pattern Checker — JESD204C スクランブリングは自己同期であり、IP コアがリンクアップをデコード可能な場合、スクランブリング・シードは既に同期されていると予想されます。最初の有効なオクテットがランプ初期値としてロードされます。後続のデータは 0xFF までインクリメントし、 0x00 までロールオーバーする必要があります。Ramp Pattern Checker は、すべてのレーンで同一のパターンをチェックする必要があります。
Enable Command Channel オン、オフ コマンド・チャネル・パターンを選択します。
Clock Source Configuration
  • None
  • 100 MHz OSC_CLK_1 pin
  • 125 MHz OSC_CLK_1 pin
  • 25 MHz OSC_CLK_1 pin

デザイン例のデバイス初期化クロックを選択します。

ターゲットのデバイスキットが選択されている場合、デフォルトは 125MHz OSC_CLK_1 ピンとなります。