リモート・アップデートのインテル®FPGA IPユーザーガイド

ID 683695
日付 7/13/2021
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ドキュメント目次

1.2.1.1. リモート・システム・アップグレード・ステート・マシン

電源投入してPORを終了すると、リモート・システム・アップグレードのレジスターが0にリセットされ、設定デバイスまたはQSPIフラッシュに0x000x1Fに格納されている開始アドレスに基づいてファクトリーまたはアプリケーション設定イメージがロードされます。 Remote Update Intel® FPGA IPコアを使用すると、ファクトリーまたはアプリケーション・イメージが正常にロードされると、次のリモート・アップデート機能を実行できます。

  • ファクトリーのイメージからアプリケーション・イメージに切り替える
  • DTAモードで、最初のアプリケーション・イメージから他のアプリケーション・イメージに切り替えます。

コンフィギュレーション・モード(AnF)ビットはデフォルトでDTAモードで0に設定されており、AnFビットを使用してFPGAにロードされたイメージのタイプ(ファクトリー・イメージやアプリケーション・イメージなど)を示すことはできません。 DTAモードでは、ウォッチドッグ・タイマーはデフォルトで無効になっています。デバイスの電源投入時にロードされた初期または最初のアプリケーション・イメージでウォッチドッグ・タイマーを有効にすることはできません。最初のアプリケーション・イメージから他のアプリケーション・イメージへのリモート更新を実行するときに、ウォッチドッグ・タイマー機能を有効にできます。