AN 958: ボード・デザイン・ガイドライン

ID 683073
日付 1/28/2022
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ドキュメント目次

5.1.5.3. スキューの最小化

スキューを最小限に抑えるには、差動ペアの2つのトレースが同じ長さであることを確認してください。ペアトレース間にスキューがあり、トレースが疎結合されている場合、トレースのデザインは、図 26 で示しているように行います。トレースの長さを制御するために、トレースは分離して再び結合します。トレースは疎結合されているため、インピーダンスはわずかに影響を受けます。

図 26. 蛇行トレースの45° の曲がり

蛇行トレースを使用する場合は、45° の曲がりが必要です (図 26 参照)。図 27 では、蛇行トレースを使用した別の例を示しています。ただし、図 27 で示しているデザインを使用する場合は、隣接するライン間に結合がないことを確認してください。蛇行トレースを高速アプリケーションで使用する場合は、トレース同士を並列に走らせることは避けなければなりません。図 26 の例を参照してください。

図 27. 蛇行トレースの例

図 28 では、密結合ペアのスキュー制御を示しています。トレースが密結合しているため、トレースを分離してから近づけるとインピーダンスが変化します。密結合ペアでは、スキューマッチングはピンレベルで実行されます。

図 28. 密結合差動ペアのスキュー制御

隣接する信号レイヤー上のトレースをデザインする場合、トレースは、ほぼ垂直でない限り、互いに交差しないようにする必要があります。隣接する信号レイヤーの並列トレースには、トレース間の結合があります。