Intel Agilex® 7デバイスファミリーのピン接続ガイドライン: FシリーズおよびIシリーズ

ID 683112
日付 6/26/2023
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ドキュメント目次

1.7.5. HPS SDMMCピン

注: インテル® では、 インテル® Quartus® Primeデザインを作成し、デバイスのI/O割り当てを入力して、デザインをコンパイルすることをお勧めします。 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアによるピン接続のチェックは、I/O割り当ておよび配置規則に従って行われます。この規則は、デバイスの集積度、パッケージ、I/O割り当て、電圧割り当て、および本文書またはデバイス・ハンドブックに完全には記載されていないその他の要因によって、デバイスごとに異なります。
表 26.  HPS SDMMCピン インテル® では、使用するすべてのSDMMCデータ信号に1kΩから10kΩのプルアップ抵抗を追加することをお勧めします。
HPSピンの機能 ピンの説明と接続ガイドライン ピンの種類 有効な割り当て (いずれか1つのグループから選択)
Group 1 Group 2
SDMMC_CCLK SDMMCクロックアウト 出力 HPS_IOA_1 HPS_IOB_15
SDMMC_CMD

SDMMCコマンドラインです。

このピンをボード上でウィークプルアップ抵抗を使ってHighに引き上げます。例えば、VCCIO_HPSに対しては10kΩです。

I/O HPS_IOA_2 HPS_IOB_14
SDMMC_DATA0 SDMMC Data 0 I/O HPS_IOA_3 HPS_IOB_13
SDMMC_DATA1 SDMMC Data 1 I/O HPS_IOA_4 HPS_IOB_16
SDMMC_DATA2 SDMMC Data 2 I/O HPS_IOA_5 HPS_IOB_17
SDMMC_DATA3

SDMMC Data 3

SDカードを使用する場合は、SDMMC Data Bit 3には既存の50kΩプルアップがあります。これをディスエーブルするには、HPSソフトウェアでSET_CLR_CARD_DETECT (ACMD42) コマンドを使用します。これはeMMCフラッシュには適用されません。

I/O HPS_IOA_6 HPS_IOB_18
SDMMC_DATA4 SDMMC Data 4 I/O HPS_IOA_7 HPS_IOB_19
SDMMC_DATA5 SDMMC Data 5 I/O HPS_IOA_8 HPS_IOB_20
SDMMC_DATA6 SDMMC Data 6 I/O HPS_IOA_9 HPS_IOB_21
SDMMC_DATA7 SDMMC Data 7 I/O HPS_IOA_10 HPS_IOB_22
SDMMC_PWR_EN SDMMC Power Enable 出力 HPS_IOA_11 HPS_IOB_23