1.2.12. セキュア・デバイス・マネージャー (SDM) のオプションの信号ピン
信号名 | 信号の説明 | 接続ガイドライン | コンフィグレーション・スキーム | |||
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ASx4 | AVSTx8 | AVSTx16 | AVSTx32 | |||
PWRMGT_SCL | PMBus Power Management Clockです。 このピンは、PMBusインターフェイスのクロックピンとして使用します。 |
このピンには、1.8V VCCIO_SDM電源へのプルアップ抵抗が必要です。 インテル® では、このピンの負荷に応じて、5.1kΩ~10kΩのプルアップ値をお勧めします。1.8V以外の電圧を必要とするPMBusインターフェイスに接続する場合は、電圧レベル変換器を使用します。 このピンは、レギュレーターのPMBusクロックピンに接続します。 -Vまたは-Eの電源オプションのデバイスを使用する場合は、デバイスとVCC電圧レギュレーターの間のSmartVID接続をイネーブルして、FPGAでそのコア電圧要件を直接制御できるようにしてください。これを行うには、PMBusマスターモードの場合はPWRMGT_SCL信号とPWRMGT_SDA信号をVCC電圧レギュレーターに接続し、PMBusスレーブモードの場合はPWRMGT_SCL信号、PWRMGT_SDA信号、およびPWRMGT_ALERT信号を外部マスター・コントローラーに接続します。
注: インテル® では、電圧レベル変換器をデフォルトでディスエーブルにしておくことをお勧めします。これにより、バスの競合、過剰な電流、または発振がFPGAレールのランプアップまたはランプダウン中に発生しないようにします。
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SDM_IO0 SDM_IO14 |
SDM_IO0 |
SDM_IO0 SDM_IO14 |
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PWRMGT_SDA | PMBus Power Management Serial Dataです。 このピンは、PMBusインターフェイスのデータピンとして使用されます。 |
このピンには、1.8V VCCIO_SDM電源へのプルアップ抵抗が必要です。 インテル® では、このピンの負荷に応じて、5.1kΩ~10kΩのプルアップ値をお勧めします。1.8V以外の電圧を必要とするPMBusインターフェイスに接続する場合は、電圧レベル変換器を使用します。 このピンは、レギュレーターのPMBusデータピンに接続します。 -Vまたは-Eの電源オプションのデバイスを使用する場合は、デバイスとVCC電圧レギュレーターの間のSmartVID接続をイネーブルして、FPGAでそのコア電圧要件を直接制御できるようにしてください。これを行うには、PMBusマスターモードの場合はPWRMGT_SCL信号とPWRMGT_SDA信号をVCC電圧レギュレーターに接続し、PMBusスレーブモードの場合はPWRMGT_SCL信号、PWRMGT_SDA信号、およびPWRMGT_ALERT信号を外部マスター・コントローラーに接続します。
注: インテル® では、電圧レベル変換器をデフォルトでディスエーブルにしておくことをお勧めします。これにより、バスの競合、過剰な電流、または発振がFPGAレールのランプアップまたはランプダウン中に発生しないようにします。
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SDM_IO11 SDM_IO12 SDM_IO16 |
SDM_IO12 SDM_IO16 |
SDM_IO11 SDM_IO12 SDM_IO16 |
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PWRMGT_ALERT | PMBus Power Management Alertです。 このピンは、 Intel Agilex® 7の-Vまたは-E電源オプションデバイスがPMBusスレーブである場合、PMBusインターフェイスのALERT機能として使用されます。 |
このピンには、1.8 V VCCIO_SDM電源へのプルアップ抵抗が必要です。 インテル® では、このピンの負荷に応じて、5.1kΩ~10kΩのプルアップ値をお勧めします。1.8V以外の電圧を必要とするPMBusインターフェイスに接続する場合は、電圧レベル変換器を使用します。 このピンは、外部マスター・コントローラーのPMBus ALERTピンに接続します。 SmartVID機能を Intel Agilex® 7の–Vまたは–E電源オプションデバイスとともにPMBusスレーブとして使用する場合、PWRMGT_ALERT信号をPWRMGT_SCL信号とPWRMGT_SDA信号とともにPMBusマスターデバイスに接続して、SmartVID電源管理インターフェイスを完成させてください。PMBusマスターデバイスでは、VIDコードを Intel Agilex® 7スレーブから読み出し、電圧レギュレーターをプログラムして、正しいVID電圧を出力します。
注: インテル® では、電圧レベル変換器をデフォルトでディスエーブルにしておくことをお勧めします。これにより、バスの競合、過剰な電流、または発振がFPGAレールのランプアップまたはランプダウン中に発生しないようにします。
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SDM_IO0 SDM_IO12 |
SDM_IO0 SDM_IO9 SDM_IO12 |
SDM_IO0 SDM_IO9 SDM_IO12 |
SDM_IO0 SDM_IO12 |
CONF_DONE | CONF_DONEピンは、すべてのコンフィグレーション・データが受信されたことを示します。 |
インテル® では、デフォルトでSDM_IO16ピンを使用してCONF_DONE機能を実装することをお勧めします。 SDM_IO16が使用できない場合は、未使用のSDM_IOピンを使用してCONF_DONE機能を実装することもできます。 SDM_IO0とSDM_IO16を除いて、CONF_DONE信号用の4.7kΩ外部プルダウン抵抗に接続するには、他のSDM_IOピンが必要です。 CONF_DONEピンを外部コンフィグレーション・コントローラーに接続して、 Avalon® -ST (AVST) インターフェイスを使用したコンフィグレーションを行います。 アクティブシリアル (AS) x4コンフィグレーション・スキームを使用している場合は、必要に応じて、外部コンポーネントでこの信号を監視します。 |
SDM_IO0 SDM_IO10 SDM_IO11 SDM_IO12 SDM_IO13 SDM_IO14 SDM_IO16 |
SDM_IO0 SDM_IO5 SDM_IO12 SDM_IO16 |
SDM_IO0 SDM_IO1 SDM_IO2 SDM_IO3 SDM_IO4 SDM_IO6 SDM_IO7 SDM_IO10 SDM_IO11 SDM_IO12 SDM_IO13 SDM_IO14 SDM_IO15 SDM_IO16 |
SDM_IO0 SDM_IO1 SDM_IO2 SDM_IO3 SDM_IO4 SDM_IO5 SDM_IO6 SDM_IO7 SDM_IO8 SDM_IO9 SDM_IO10 SDM_IO11 SDM_IO12 SDM_IO13 SDM_IO14 SDM_IO15 SDM_IO16 |
INIT_DONE | INIT_DONEピンは、デバイスがコンフィグレーション完了時にユーザーモードに入ったことを示します。この目的で使用する場合、このピンを インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアでイネーブルします。 INIT_DONE機能がイネーブルされている場合、コンフィグレーションが完了してデバイスがユーザーモードに入ると、このピンはHighに駆動されます。 |
インテル® では、使用可能な場合は、SDM_IO0またはSDM_IO16を使用してINIT_DONE機能を実装することをお勧めします。これは、パワーアップ時にINIT_DONEを正しく機能させるための内部ウィークプルダウンを備えているためです。 SDM_IO0とSDM_IO16が使用できない場合、コンフィグレーション・モードが Avalon® -ST x8または Avalon® –ST x32 (AVST x8またはAVST x32) に設定されていれば、SDM_IO5もINIT_DONE機能に使用できます。これらのモードでは、4.7kΩの外部プルダウン抵抗が必要です。 SDM_IO0、SDM_IO5、およびSDM_IO16が使用できない場合、未使用のSDM_IOピンを使用してINIT_DONE機能を実装することもできます。ただし、INIT_DONE信号に4.7kΩ外部プルダウン抵抗があることが条件です。 |
SDM_IO0 SDM_IO10 SDM_IO11 SDM_IO12 SDM_IO13 SDM_IO14 SDM_IO16 |
SDM_IO0 SDM_IO5 SDM_IO12 SDM_IO16 |
SDM_IO0 SDM_IO1 SDM_IO2 SDM_IO3 SDM_IO4 SDM_IO6 SDM_IO7 SDM_IO10 SDM_IO11 SDM_IO12 SDM_IO13 SDM_IO14 SDM_IO15 SDM_IO16 |
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CvP_CONFDONE | CvP_CONFDONEピンは、プロトコル経由コンフィグレーション (CvP) コア・イメージ・コンフィグレーション中にデバイスが完全なビットストリームを受信したことを示します。 この目的で使用する場合は、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアを使用してこのピンをイネーブルします。 |
この出力ピンは、CvP動作を監視する外部ロジックデバイスに接続します。VCCIO_SDM電源供給では、受信側の入力電圧仕様を満たす必要があります。 |
SDM_IO0 SDM_IO10 SDM_IO11 SDM_IO12 SDM_IO13 SDM_IO14 SDM_IO16 |
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SEU_ERROR | SEU_ERRORピンがHighに駆動されると、SEUエラーキュー内にSEUエラーメッセージがあることを示します。このピンは、エラー・メッセージ・キューに1つ以上のエラーメッセージが含まれているときは、常にHighのままです。 SEU_ERROR信号がLowになるのは、SEUエラー・メッセージ・キューが空の場合のみです。この目的で使用する場合、このピンは、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアを使用してイネーブルします。 |
この出力ピンは、SEUイベントを監視する外部ロジックに接続します。 |
SDM_IO0 SDM_IO10 SDM_IO11 SDM_IO12 SDM_IO13 SDM_IO14 SDM_IO16 |
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SDM_IO0 SDM_IO1 SDM_IO2 SDM_IO3 SDM_IO4 SDM_IO5 SDM_IO6 SDM_IO7 SDM_IO9 SDM_IO10 SDM_IO11 SDM_IO12 SDM_IO13 SDM_IO14 SDM_IO15 SDM_IO16 |
SDM_IO0 SDM_IO1 SDM_IO2 SDM_IO3 SDM_IO4 SDM_IO5 SDM_IO6 SDM_IO7 SDM_IO9 SDM_IO10 SDM_IO11 SDM_IO12 SDM_IO13 SDM_IO14 SDM_IO15 SDM_IO16 |
HPS_COLD_nRESET | これはアクティブLowの双方向ピンです。デフォルトでは、このピンはSDMへの入力ピンとして機能します。外部からアサートされると、このピンによりSDMへの割り込みが生成されます。その後、SDMにより、コールドリセット手順がHPSとそのペリフェラルに対して開始されます。コールドリセットの生成が内部ソース (例えば、HPS EL3ソフトウェア) からの場合、SDMではこのピンを出力に切り替え、リセットを示すパルスを駆動します。コールドリセット手順が完了すると、このピンは入力に戻ります。 |
このピンは、1kΩ~10kΩのプルアップを介して、VCCIO_SDM電源に接続します。このピンは、接続されているクワッド・シリアル・ペリフェラル・インターフェイス (クワッドSPI) デバイスのリセット入力には接続しないでください。 |
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Direct to Factory Image | Direct to Factory入力ピンです。 リモート・システム・アップグレード機能を使用する場合、このオプションのピンを使用すると、ファクトリー・イメージとアプリケーション・イメージのいずれかを選択することができます。このピンにロジックHighを駆動すると、デバイスに指示してファクトリー・イメージがロードされます。また、このピンにロジックLowを駆動すると、デバイスに指示してアプリケーション・イメージがロードされます。 |
この入力ピンは、デバイスのリモート・システム・アップグレードを管理する外部ロジックに接続します。デフォルトでは、外部ロジックによってこのピンにロジックLowが供給され、アプリケーション・イメージがデバイスのデフォルトのイメージになり、必要に応じてファクトリー・イメージに切り替わります。 |
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nCATTRIP | 破局的トリップ信号nCATTRIPはオプションの信号です。これは、未使用のSDM_IOピンに割り当てることができます。nCATTRIP信号は、イネーブルするとHighを維持し、コア温度が120°C以上になるとLowに駆動されます。この信号がLowになったら、すぐにFPGA をパワーダウンする必要があります。これは、デバイスへの恒久的な損傷を回避するためです。 | この出力ピンは、nCATTRIPイベントを監視する外部デバイスに接続します。 | SDM_IO0 SDM_IO10 SDM_IO11 SDM_IO12 SDM_IO13 SDM_IO14 SDM_IO16 |
SDM_IO0 SDM_IO5 SDM_IO7 SDM_IO9 SDM_IO12 SDM_IO16 |
SDM_IO0 SDM_IO1 SDM_IO2 SDM_IO3 SDM_IO4 SDM_IO5 SDM_IO6 SDM_IO7 SDM_IO9 SDM_IO10 SDM_IO11 SDM_IO12 SDM_IO13 SDM_IO14 SDM_IO15 SDM_IO16 |
SDM_IO0 SDM_IO1 SDM_IO2 SDM_IO3 SDM_IO4 SDM_IO5 SDM_IO6 SDM_IO7 SDM_IO9 SDM_IO10 SDM_IO11 SDM_IO12 SDM_IO13 SDM_IO14 SDM_IO15 SDM_IO16 |