HDMI Intel® FPGA IPユーザーガイド

ID 683798
日付 12/04/2023
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ドキュメント目次

6.1.5. ソースのビデオ・リサンプラー

ビデオ・リサンプラーは、ギアボックスとデュアルクロックFIFO (DCFIFO) で構成されます。
ギアボックスでは、現在の色深度に基づき、8bpcデータを8bpc、10bpc、12bpc、または16bpcデータに変換します。GCPにより、色深度 (bpp) 情報を伝達します。
図 53. シンクのリサンプラー信号フロー
リサンプラーは、HDMI 1.4b Specification Section 6.5 で説明されている推奨位相カウント手法に準拠しています。
  • ソースとシンクのリサンプリングを同期させるには、General Control Packetを使用して、垂直ブランキング・フェーズ時にソースでパッキング位相 (pp) 値をシンクに送信する必要があります。
  • ppは、最後のアクティブ・ビデオ・ラインの最後のピクセルの位相に対応します。
  • 位相カウンターロジックでは、それ自体のpp値とGeneral Control Packetで受信したpp値を比較し、2つのpp値が一致しない場合は位相カウントをスリップします。

リサンプラーからの出力は16bpcに固定されています。リサンプラーが低い色深度で動作する場合、下位ビットは0です。色空間全体のピクセルデータ出力形式は、図10-12で説明しています。