インテルのみ表示可能 — GUID: mfy1568255902171
Ixiasoft
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5.6. 有効なビデオデータ
ビデオデータを生成するには実際のピクセルクロックを使用する必要がありますが、vid_clk はより速い周波数で動作します。FIFOバッファーを使用して、実際のピクセルクロックと vid_clk の間でデータをクロック転送し、FIFOバッファーの反転Emptyに基づき有効なビデオデータ (vid_valid) を生成することができます。
例えば、8Gbpsのリンクレートで動作し、7680 x 4320p30 RGB解像度を送信する場合は、8ピクセルで並列にコンフィグレーションされているテスト・パターン・ジェネレーターは148.5MHzで動作し、HDMI TXコアの vid_clk ドメインは166.67MHzで動作します。このケースのように、すべての vid_clk に有効なビデオデータがあるわけではありません。DCFIFOの反転Empty信号を使用して、同様のケースを処理することができます。
vid_clk が実際のピクセルクロック周波数/クロックあたりのピクセル数よりも速い周波数で動作している場合は、vid_valid をトグルしてビデオデータを修飾します。
テスト・パターン・ジェネレーターをより高速なクロックレートで動作するHDMI TXコアに接続する場合は、vid_valid を生成してピクセルデータの有効性を修飾する必要があります。vid_valid の生成要件により、ビデオデータがリンク帯域幅全体で均等に分散されるようにしています。次に、vid_valid 生成例を示します。
まず、ピクセルレートと vid_clk 周波数の比率を計算する必要があります。例えば、クロックあたり8ピクセルの8Kp30ビデオが225Mhzの vid_clk で動作する場合、比率は次のようになります。
次に、ロジックを作成し、計算された比率に従い vid_valid を生成する必要があります。上の例では、50クロックサイクルに対してvid_valid を33クロックサイクル均一にアサートする必要があります。
vid_clk が実際のピクセルクロック周波数/クロックあたりのピクセル数で動作している場合は、vid_valid を常にアサートされた状態にします。