HDMI Intel® FPGA IPユーザーガイド

ID 683798
日付 12/04/2023
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ドキュメント目次

6.5. Support FRL = 0の場合のシンクにおけるディープカラー実装

Support FRL = 0の場合、HDMI RXコアでは、色深度比に従い ls_clk から vid_clk を導出する必要があります。

ls_clk 周波数 = レーンあたりのデータレート / 有効なトランシーバー幅

vid_clk 周波数 = (レーンあたりのデータレート / 有効なトランシーバー幅) / 色深度比

表 62.  1カラーあたりのビット数に対する色深度比
1カラーあたりのビット数 色深度比
8 1.0
10 1.25
12 1.5
16 2.0
図 63. Support FRL = 0の場合のディープカラー実装

Support FRL = 0の場合、RXコアはTMDSクロックを使用してIOPLLリファレンス・クロックを駆動します。IOPLLでは、3つの出力クロックを生成してCDRリファレンス・クロック、ls_clk、および vid_clk を駆動します。

HDMI RXコアが vid_clk および ls_clk で動作しており、色深度比が正しい場合、vid_valid 信号は常にHighになります。

図 64. コンポーネントあたり10ビット (ピクセルあたり30ビット)コンポーネントあたり10ビットで動作する場合、vid_clk 周波数と ls_clk 周波数の比率は4:5です。ls_clk の5サイクルに対して、vid_clk の4サイクルが発生します。
図 65. コンポーネントあたり12ビット (ピクセルあたり36ビット)コンポーネントあたり12ビットで動作する場合、vid_clk 周波数と ls_clk 周波数の比率は2:3です。ls_clk の3サイクルに対して、vid_clk の2サイクルが発生します。
図 66. コンポーネントあたり16ビット (ピクセルあたり48ビット)コンポーネントあたり16ビットで動作する場合、vid_clk 周波数と ls_clk 周波数の比率は1:2です。ls_clk の1サイクルに対して、vid_clk の2サイクルが発生します。