インテルのみ表示可能 — GUID: vgo1401361256699
Ixiasoft
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5.1.8. ソースのオーディオ・エンコーダー
- Audio Clock Regeneration
- Audio InfoFrame
- Audio Metadata
- Audio Sample
コアは、このパケットがミリ秒ごとに送信されるようにスケジュールします。タイムスタンプ・スケジューラーでは、audio_clk と N の値を使用して1ミリ秒の間隔を決定します。オーディオデータはDCFIFOでキューになります。また、コアはDCFIFOを使用して、クロックを ls_clk (Support FRL をオフにしている場合)、または vid_clk (Support FRL をオンにしている場合) に同期させます。Audio Packetizerでは、指定されているオーディオ形式 (詳細は HDMI 1.4b Specification Section 5.3.4 を参照) に従いオーディオデータをAudio Sampleパケットにパッキングします。Audio Sampleパケットには、必要なオーディオ・サンプルクロックに基づき最大4つのオーディオサンプルを含めることができます。コアは、補助パケットストリームに使用可能なスロットがある場合はかならず、Audio Sampleパケットを送信します。
コアでは、ペイロード・データ・パケットタイプを audio_format[3:0] 信号から特定します。
値 | 名称 | 詳細 |
---|---|---|
0 | Linear Pulse-Code Modulation (LPCM) |
パケットタイプ0x02を使用してペイロードデータを転送 |
4 | 3D Audio (LPCM) |
パケットタイプ0x0Bを使用してペイロードデータを転送 |
6 | Multi-Stream (MST) Audio for LPCM |
パケットタイプ0x0Eを使用してペイロードデータを転送 |
その他 | – | 予約済み |
32ビットのオーディオデータは、IEC-60958規格でパッキングされます。最下位ワードは左チャネルのサンプルです。
audio_data ポートは常に256ビットの固定値です。LPCM形式では、コアで最大8チャネルのオーディオデータを送信することができます。
- チャネル1のオーディオデータは audio_data[31:0] にあります。
- チャネル2のオーディオデータは audio_data[63:32] にあります (以降も同様)。
SP (Sample Present) ビットにより、2チャネルレイアウトと8チャネルレイアウトのどちらを使用するかを決定します。チャネル2から7で1つ以上のSPビットがHighの場合、コアでは8チャネルレイアウトを使用します。それ以外の場合は、コアでは2チャネルレイアウトを使用します。SPビットが0の場合、コアは他のすべてのフィールドを無視します。
デザインで audio_clk ポートの周波数が実際のオーディオ・サンプルクロックよりも高い場合は、コアには audio_de ポートが必要です。audio_de ポートはオーディオデータを修飾します。audio_clk が実際のオーディオ・サンプルクロックである場合、audio_de 信号を1に結び付けることができます。オーディオチャネルが8よりも少ない場合は、未使用のオーディオチャネルのそれぞれのオーディオデータに0を挿入します。
補助データポートのAudio Clock RegenerationパケットとAudio Sampleパケットは、コアでフィルタリングされません。シンクから補助データストリームをループバックする場合は、これらのパケットを外部でフィルタリングする必要があります。
3Dオーディオ形式
3D形式の場合、コアでは最大32チャネルのオーディオデータを送信し、その際に8チャネルの4つの書き込みを使用します。audio_format[4] をアサートし、各サンプルの最初の8チャネルを示します。オーディオチャネルが8よりも多い場合は、実際のオーディオ・サンプルクロックで audio_clk を駆動しないでください。代わりに、audio_clk を ls_clk で駆動し、audio_data を audio_de で修飾します。
MSTオーディオ形式
MST形式の場合、コアでは2、3、または4つのオーディオストリームを送信します。オーディオストリームが4未満の場合は、次の図に示すように、未使用のストリームのそれぞれのオーディオデータを0に設定する必要があります。