HDMI Intel® FPGA IPユーザーガイド

ID 683798
日付 12/04/2023
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ドキュメント目次

5.8. Support FRL = 1の場合のソースにおけるディープカラー実装

Support FRL = 1の場合は、色深度比に関係なく vid_clk を駆動することができます。
  • TMDSモードの場合

    vid_clk 周波数 = (レーンあたりのデータレート / 有効なトランシーバー幅) / 4

  • FRLモードの場合

    vid_clk 周波数 = 225MHz

図 44. Support FRL = 1の場合のディープカラー実装

vid_ready 信号のトグルは、HDMI TXコアで新しいビデオデータを取り込む準備ができていることを示します。この場合、HDMI TXコアの準備ができていない (vid_ready がLowの) 場合に、DCFIFO IPを使用してビデオデータを格納することができます。DCFIFO IP は show-ahead モードにコンフィグレーションし、vid_ready 信号をDCFIFO IPの rden 信号に接続する必要があります。

vid_ready がLowになるとすぐに、DCFIFO IPにビデオデータが保持されます。vid_ready がHighになると、HDMI TXコアは格納されているデータを処理します。有効なビデオデータを失うことはありません。

DCFIFO IPからの反転empty信号では、vid_valid 信号をHDMI TXコアに設定します。

図 45. コンポーネントあたり10ビット (ピクセルあたり30ビット)コンポーネントあたり10ビットで動作する場合、vid_ready 信号は5クロックサイクルのうち4クロックサイクルでHighになります。5クロックサイクルごとに、HDMI TXコアはコンポーネントあたり10ビットの4つのビデオデータを処理します。
図 46. コンポーネントあたり12ビット (ピクセルあたり36ビット)コンポーネントあたり12ビットで動作する場合、vid_ready 信号は3クロックサイクルのうち2クロックサイクルでHighになります。3クロックサイクルごとに、HDMI TXコアはコンポーネントあたり12ビットの2つのビデオデータを処理します。
図 47. コンポーネントあたり16ビット (ピクセルあたり48ビット)コンポーネントあたり16ビットで動作する場合、vid_ready 信号は2クロックサイクルのうち1クロックサイクルでHighになります。2クロックサイクルごとに、HDMI TXコアはコンポーネントあたり16ビットの1つのビデオデータを処理します。