インテルのみ表示可能 — GUID: ovd1648436152363
Ixiasoft
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5.1.24. TX AXI4-Stream補助ブリッジ
AXI4-Stream補助インターフェイスは32ビット幅のバスで、HDMIサイドバンド・データ (InfoFrameやオーディオパケットなど) を伝送します。パススルー目的で、レシーバーからトランスミッターにビデオを転送する際、またはDMAエンジンと組み合わせる場合に使用することができます。これは、最小限のCPUのオーバーヘッドでHDMIパケットデータをメモリーに格納する方法になります。
パケットヘッダーが最初に送信され、次にサブパケット0、サブパケット1、サブパケット2、サブパケット3が続きます。サブパケット0にはパケットバイト0から6 (PB0-PB6)、サブパケット1にはパケットバイト7から13 (PB7-PB13)、サブパケット2にはパケットバイト14から20 (PB14-PB20)、サブパケット4にはパケットバイト21から27 (PB21-PB27) が含まれます。サブパケットの詳細は、HDMI Specification 1.4b Section 5.2.3.4 Data Island Packet Construction を参照してください。各サブパケットには64ビットが含まれるため、各サブパケットは2つの32ビット幅AXI4-Stream補助データで伝送されます。
次の図は、単一の完全なデータパケットの転送シーケンス例です。転送は、AXI4-Stream規格に準拠しています。
転送要求は、axi4s_aux_in_tvalid がHighになることで開始します。転送の最後のビートは、axi4s_aux_in_tlast がHighになることで示されます。すべての転送を正確に9ビート長にする必要があります。axi4s_aux_in_tready がLowの際は、axi4s_aux_in_data を保持する必要があります。
TX AXI4-Stream補助ブリッジに含まれるSCFIFOでは、ダウンストリーム・ブロックからのバックプレッシャーがあった場合に補助データを格納します。SCFIFOのデフォルトの深度は16ワードです。