Avalon® インターフェイスの仕様書

ID 683091
日付 12/21/2020
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ドキュメント目次

5.4. Avalon-STインターフェイスのプロパティー

表 18.  Avalon-STインターフェイスのプロパティー
プロパティー名 デフォルト値 正当な値 説明
associatedClock 1 クロック・インターフェイス このAvalon-STインターフェイスが同期している Avalon® クロック・インターフェイスの名前です。
associatedReset 1 リセット・インターフェイス このAvalon-STインターフェイスが同期している Avalon® リセット・インターフェイスの名前です。
beatsPerCycle 1 1、2、4、8 単一のサイクルで転送されるビート数を指定します。このプロパティーを使用すると、2つの関連する個別のストリームを、同じstart_of_packetend_of_packetreadyvalid信号を使用して転送することができます。

beatsPerCycleは、Avalon-STプロトコルでほとんど使用されない機能です。

dataBitsPerSymbol 8 1から512 シンボルあたりのビット数を定義します。例えば、バイト指向のインターフェイスには8ビットのシンボルがあります。この値は、2の累乗に制限されません。
emptyWithinPacket False True、False Trueの場合、emptyはパケット全体に有効です。
errorDescriptor 0 文字列のリスト エラー信号の各ビットに関連するエラーを記述するワードのリストです。リストの長さは、エラー信号のビット数と同じになる必要があります。リストの最初のワードは、最上位ビットに適用されます。例えば、「crc, overflow」は、errorのビット [1] がCRCエラーを示していることを意味します。ビット [0] はオーバーフロー・エラーを示しています。
firstSymbolInHigh OrderBits True True、False Trueの場合、最初のシンボルがデータ・インターフェイスの最上位ビットに駆動されます。最上位のシンボルには、この仕様ではD0のラベルが付けられます。このプロパティーがFalseに設定されている場合、最初のシンボルが下位ビットに表示されます。D0はdata[7:0] に表示されます。32ビット・バスでは、Trueの場合、D0はビット [31:24] に表示されます。
maxChannel 0 0から255 データ・インターフェイスがサポートすることができるチャネルの最大数です。
readyLatency 0 0から8

ready信号のアサートとvalid信号のアサート間の関係を定義します。readyLatency = <n> においてn > 0の場合、validは、readyがアサートされた <n> サイクル後にアサートすることができます。

readyAllowance 1 0 0から8

readyがデアサートされた後にシンクでキャプチャーすることができる転送数を定義します。

readyAllowance = 0の場合、シンクでは、readyがデアサートされた後に転送を受け入れることはできません。readyAllowance = <n> において <n> が0より大きい場合、シンクは最大 <n> の数の転送をreadyがデアサートされた後に受け入れることができます。

1
  • readyLatency = 0の場合、readyAllowanceは、0以上の値にすることができます。
  • readyLatency > 0の場合、readyAllowancereadyLatency以上の値にする必要があります。
  • ソースまたはシンクでreadyAllowanceの値が指定されていない場合は、readyAllowance = readyLatencyです。ソースまたはシンクでこの機能を活用する場合を除いて、デザインには、readyAllowanceを追加する必要はありません。