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6.2. Avalon® ストリーミング・クレジット・インターフェイス信号の役割
Avalon® ストリーミング・クレジット・ソース・インターフェイスまたはシンク・インターフェイスの信号はそれぞれ、 Avalon® ストリーミング・クレジット信号の1つの役割に対応します。 Avalon® ストリーミング・クレジット・インターフェイスには、各信号役割の1つのインスタンスのみを含めることができます。 Avalon® ストリーミング・クレジット信号の役割はすべて、ソースとシンクの両方に適用され、両方で同じ意味をもちます。
信号名 | 方向 | 幅 | オプション/必須 | 説明 |
---|---|---|---|---|
update |
シンクからソース |
1 |
必須 |
シンクがupdateを送信し、ソースは利用可能なクレジットカウンターを更新します。シンクは、トランザクションがバッファーからポップされると、updateをソースに送信します。 ソースのクレジットカウンターは、シンクからソースへのクレジットバス上の値で増加します。 |
credit |
シンクからソース |
1から9 |
必須 |
updateがアサートされた際に、シンクでさらに利用可能なクレジットを示します。 このバスは、シンクによって指定される値を伝送します。creditバスの幅は、ceilog2(MAX_CREDIT + 1) です。シンクは、利用可能なクレジット値をこのバスで送信し、受け入れることができるトランザクションの数を示します。ソースは、 update 信号がアサートされている場合にのみ credit の値をキャプチャーします。 |
return_credit |
ソースからシンク |
1 |
必須 |
ソースによってアサートされ、1クレジットをシンクに戻します。
注: 詳細に関しては、セクション6.2.3のクレジットの返送を参照してください。
|
data |
ソースからシンク |
1から16368 |
必須 |
データは、既存の Avalon® ストリーミングの定義に従いシンボルに分割されます。 |
valid |
ソースからシンク |
1 |
必須 |
ソースによってアサートされ、ソースからシンクへの他の信号をすべて修飾します。ソースでは、利用可能なクレジットが0より大きい場合にのみvalidをアサートすることができます。 |
error |
ソースからシンク |
1から256 |
オプション |
現在のサイクルで転送されているデータに影響を与えるエラーを示すために使用されるビット・マスクです。エラーの単一のビットは、コンポーネントで認識されるそれぞれのエラーに使用されます。エラーは、errorDescriptorプロパティーで定義されます。 |
channel |
ソースからシンク |
1から128 |
オプション |
現在のサイクルで転送されているデータのチャネル番号です。 インターフェイスがchannel信号をサポートしている場合は、maxChannelパラメーターを定義する必要があります。 |
パケット転送の信号 |
||||
startofpacket |
ソースからシンク |
1 |
オプション |
ソースによってアサートされ、パケットの開始を示します。 |
endofpacket |
ソースからシンク |
1 |
オプション |
ソースによってアサートされ、パケットの終わりを示します。 |
empty |
ソースからシンク |
ceil(log2(NUM_SYMBOLS)) |
オプション |
空のシンボル、つまり有効なデータを表していないシンボルの数を示します。empty信号は、各ビートに1つのシンボルがあるインターフェイスでは使用されません。 |
ユーザー信号 |
||||
<Per-Packet User Signals> |
ソースからシンク |
1から16368 |
オプション |
ソース・インターフェイスとシンク・インターフェイスには、任意の数のパケットごとのユーザー信号を提供することができます。ソースは、startofpacketがアサートされると、この信号の値を設定します 。ソースでは、新しいパケットが開始されるまで、この信号の値を変更しないでください。詳細は、ユーザー信号のセクションで説明されています。 |
<Per-Symbol User Signals> |
ソースからシンク |
1から16368 |
オプション |
ソースとシンクには、任意の数のシンボルごとのユーザー信号を提供することができます。詳細は、ユーザー信号のセクションで説明されています。 |