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3.5.2.4. Avalon-MMのマスター・インターフェイスとスレーブ・インターフェイスにおけるwaitrequestAllowanceの互換性
waitrequest信号をサポートするAvalon-MMマスターおよびスレーブは、バックプレッシャーをサポートします。バックプレッシャーを備えるマスターは、バックプレッシャーをもたないスレーブにいつでも接続することができます。バックプレッシャーをもたないマスターでは、バックプレッシャーを備えるスレーブに接続することはできません。
マスターとスレーブのwaitrequestAllowance | 互換性 |
---|---|
master = 0 slave = 0 |
標準のAvalon-MMインターフェイスと同じ互換性の規則に従います。 |
master = 0 slave > 0 |
直接接続はできません。 waitrequest信号を備えるマスターの場合は、簡単な適応が必要です。マスターでwaitrequest信号がサポートされていない場合、接続は不可能です。 |
master > 0 slave = 0 |
直接接続はできません。 waitrequest信号または固定待機状態を備えるスレーブに接続する際は、適応 (バッファー) が必要です。 |
master > 0 slave > 0 |
マスターの許容値がスレーブの許容値以下の場合、適応は必要ありません。 マスターの許容値がスレーブの許容値よりも小さい場合は、パイプライン・レジスターを挿入することが可能です。 ポイントツーポイント接続の場合は、コマンド信号またはwaitrequest信号でパイプライン・レジスターを追加することができます。最大 <d> のレジスターステージを挿入することができます。この <d> は、許容値の差です。 スレーブよりも大きいwaitrequestAllowanceを備えるマスターに接続するには、バッファーが必要になります。 |