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5. Avalon® ストリーミング・インターフェイス
Avalon® ストリーミング (Avalon-ST) インターフェイスは、高帯域幅、低レイテンシーかつ単方向のデータを駆動するコンポーネントに使用することができます。一般的なアプリケーションには、多重化されたストリーム、パケット、およびDSPデータなどがあります。Avalon-STインターフェイス信号では、チャネルやパケット境界の知識がなくても、データの単一ストリームをサポートする従来のストリーミング・インターフェイスを記述することができます。このインターフェイスでは、バースト転送や、パケットが複数のチャネルにインターリーブされるパケット転送に対応するより複雑なプロトコルをサポートすることもできます。
注: 高性能のデータ・ストリーミング・インターフェイスが必要な場合は、第6章のAvalonストリーミング・クレジット・インターフェイスを参照してください。
図 20. Avalon-STインターフェイス - Avalon-STインターフェイスの標準的なアプリケーション
すべてのAvalon-STのソース・インターフェイスとシンク・インターフェイスが必ずしも相互運用可能であるとは限りません。ただし、2つのインターフェイスが互換性のある機能を同じアプリケーション・スペースに提供している場合は、アダプターを使用してそれらを相互運用させることができます。
Avalon-STインターフェイスは、次の機能を必要とするデータパスをサポートします。
- 低レイテンシー、高スループットのポイントツーポイントのデータ転送
- 柔軟なパケット・インターリーブが可能な複数チャネルのサポート
- チャネル、エラー、およびパケットの開始と終了を示すサイドバンド信号
- データバーストのサポート
- 自動インターフェイス適応