Arria 10におけるプロトコル経由のCvP初期化およびパーシャル・リコンフィギュレーション ユーザーガイド

ID 683871
日付 5/02/2016
Public
ドキュメント目次

1.2. CvPを使用するメリット

CvPコンフィギュレーション・スキームには以下のメリットがあります。
  • ペリフェラル・コンフィギュレーション・データを格納するフラッシュ・デバイスのサイズを縮小させることでシステム・コストを低減します。
  • ペリフェラル・コア・ビットストリームのセキュリティを向上します。CvPにより、PCIeホストだけがFPGAコア・イメージへ確実にアクセスできるようになります。
  • システムをパワー・ダウンすることなくダイナミック・コア・アップデートをイネーブルします。CvPは、ホストのリブートやFPGAフル・チップの再初期設定を実行せずともPCIeリンクを介したFPGAファブリックの更新を可能とします。
  • コンフィギュレーションに向けてよりシンプルなソフトウェア・モデルを提供します。スマート・ホストは、FPGAファブリックの初期化と更新にPCIeプロトコルとアプリケーション・トポロジを使用することができます。
  • ハードウェア・アクセラレーションを容易にします。