インテルのみ表示可能 — GUID: dsu1445463011305
Ixiasoft
インテルのみ表示可能 — GUID: dsu1445463011305
Ixiasoft
7.6. PRビットストリームの生成
デザインを基にPRビットストリームを生成し、パーシャル・リコンフィギュレーションに向けてそれらをコントロール・ブロックへ送信する必要があります。ビットストリームは通常、.mifと.rbfの2種類のフォーマットで作成されます。mifフォーマットはビットストリームがFPGA内に保存される場合に使用され、rbfフォーマットはビットストリームが外部に保存される場合に使用されます。PCIe経由でPRを実行する際、.rbfファイルのファイル・フォーマットが使用されます。
PRビットストリームを生成する前に、ベース・リビジョンと少なくとも1つのリコンフィギュレーション可能なリビジョンを含むPRプロジェクトをコンパイルします。Quartus Prime ProgrammerはPRビットストリームを生成します。この生成されたビットストリームは、パーシャル・リコンフィギュレーションに向けてコントロール・ブロックのPRポートに送信することができます。
2つのリビジョンと1つのPRリビジョン、つまりpersona aを持つベース・リビジョンとpersona bを持つ1つのPRリビジョンを含んでいるパーシャル・リコンフィギュレーション・デザインを考慮します。こうした個々のリビジョンがQuartus Primeソフトウェアにコンパイルされると、アセンブラはそれぞれのリビジョンに対してMasked SRAM Object File(.msf)とSRAM Object File(.sof)を生成します。.sofファイルは(非PRデザインに対し)従来通り作成されます。これとは別に、.msfファイルがパーシャル・リコンフィギュレーションに向けて各リビジョンに対し作成されます。
ファイルはConvert Programming Files画面で変換するか、あるいはpr_region.msfファイルと.sofファイルがPartial-Masked SRAM Object File(.pmsf)ファイルを生成するように処理するquartus_cpf –pコマンドを実行することも可能です。.msfファイルはPRビットストリームの計算中にそれぞれの.sofファイルのPR領域をマスクします。
- Files > Convert Programming Filesの順でクリックします
- Output programming fileで、Programming file typeにPartial-Masked SRAM Object Files(.pmsf)を選択します
- 出力ファイル名を指定します
- .sofファイルと.msfファイルを追加して両方のリビジョンに対し別々の.pmsfファイルを作成します(単一の.msf ファイルと.sof ファイルのみ許容されます)
図 24. Convert Programming File画面
- Generate をクリックして.pmsfファイルを生成します
- Files > Convert Programming Files.の順でクリックします
- Output programming fileで、Programming file typeにRaw Binary File for Partial Reconfiguration (rbf)を選択します
- 出力ファイル名を指定します
- .pmsfファイルを追加して両方のリビジョンに対し別々の.rbfファイルを作成します(単一の.pmsf ファイルのみ許容されます)
図 26. Convert Programming File画面
- 新しい.pmsfを選択し、Propertiesをクリックしてデザイン要件に応じてCompressionとGenerate encrypted bitstreamオプションのオン/オフを選択します
- Compression:PRビットストリームで圧縮をイネーブルします
- Generate encrypted bitstream:このオプションをイネーブルする場合、Encrypted Keyを指定する必要があります
- Generate をクリックしてパーシャル・リコンフィギュレーションに向けた.rbfファイルを作成します