Arria 10におけるプロトコル経由のCvP初期化およびパーシャル・リコンフィギュレーション ユーザーガイド

ID 683871
日付 5/02/2016
Public
ドキュメント目次

7. Arria 10におけるPCI Expressを経由したPRのデザイン・プロセスの解説

パーシャル・リコンフィギュレーションはQuartus Prime Proエディション・ソフトウェア内のリビジョンの使用に基づきます。設計の最初のプロセスはベース・リビジョンであり、FPGA上のスタティック領域とリコンフィギュレーション可能な領域の境界を定義します。このベース・リビジョンからリビジョンを複数作成しますが、このようなリビジョンはスタティック領域を含み、リコンフィギュレーション可能領域との違いを説明します。

Arria 10デバイスにおいて、PCIe経由のPRデザインは以下のコンパイル・フローを使用します。
図 15. コンパイル・フロー

PRデザイン・フローは、標準のデザイン・フローと比較してより多くのプランニングが初期段階で必要となります。プランニングにはパーティションへのデザイン・ロジックの設定とフロアプランを作成するための配置アサインメントが必要です。デザイン・エリアの使用率とパフォーマンスを改善するには、パーティションを十分に考慮する必要があります。これにより、タイミング収束がより容易となります。

注: デザイン例のzipファイルの取得につきましては、アルテラまでお問い合わせください。