Intel Agilex® 7可変精度DSPブロック・ユーザーガイド

ID 683037
日付 10/02/2023
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ドキュメント目次

6.3.4. Preadderタブ

表 87.  Preadderタブ
パラメーター デフォルト値 詳細
Select preadder mode

SIMPLE

COEF

INPUT

SQUARE

CONSTANT

SIMPLE

前置加算器モジュールの動作モードを指定します。

SIMPLE: このモードでは前置加算器をバイパスします。これはデフォルトのモードです。

COEF: このモードでは、前置加算器の出力と coefsel 入力バスを乗算器への入力として使用します。

INPUT: このモードでは、前置加算器の出力と datac 入力バスを乗算器への入力として使用します。

SQUARE: このモードでは、前置加算器の出力を乗算器への両方の入力として使用します。

CONSTANT: このモードでは、前置加算器をバイパスする dataa 入力バスと coefsel 入力バスを乗算器への入力として使用します。

Select preadder direction

ADD

SUB

ADD 前置加算器の動作を指定します。
このパラメーターを有効にするには、Select preadder mode に次の値のいずれかを選択します。
  • COEF
  • INPUT
  • SQUARE
  • CONSTANT
How wide should the C input buses be? 1から256 16 C入力バスのビット数を指定します。

このパラメーターを有効にするには、Select preadder modeINPUT を選択している必要があります。

Data C 入力レジスターのコンフィグレーション
Register datac input

On

Off

On このオプションをオンにすると、datac 入力バスの入力レジスターが有効になります。

このパラメーターを有効にするには、Select preadder mode パラメーターを INPUT に設定している必要があります。

What is the source for clock input?

Clock0

Clock1

Clock2

Clock0 Clock0Clock1、または Clock2 を選択し、datac 入力レジスターの入力クロック信号を指定します。

このパラメーターを有効にするには、Register datac input を選択している必要があります。

What is the source for asynchronous clear input?

NONE

ACLR0

ACLR1

NONE datac 入力レジスターの非同期クリアソースを指定します。

このパラメーターを有効にするには、Register datac input を選択している必要があります。

IPコアでは、非同期クリアまたは同期クリアのいずれかをサポートしますが、両方を同時にはサポートしません。

What is the source for synchronous clear input?

NONE

SCLR0

SCLR1

NONE datac 入力レジスターの同期クリアソースを指定します。

このパラメーターを有効にするには、Register datac input を選択している必要があります。

IPコアでは、非同期クリアまたは同期クリアのいずれかをサポートしますが、両方を同時にはサポートしません。

係数
How wide should the coef width be? 1から27 18 coefsel 入力バスのビット数を指定します。

このパラメーターを有効にするには、前置加算器のモードに COEF または CONSTANT を選択している必要があります。

係数レジスターのコンフィグレーション
Register the coefsel input

On

Off

確認 このオプションを選択すると、coefsel 入力バスの入力レジスターが有効になります。

このパラメーターを有効にするには、前置加算器のモードに COEF または CONSTANT を選択している必要があります。

What is the source for clock input?

Clock0

Clock1

Clock2

Clock0 Clock0Clock1、または Clock2 を選択し、coefsel 入力レジスターの入力クロック信号を指定します。

このパラメーターを有効にするには、Register the coefsel input を選択している必要があります。

What is the source for asynchronous clear input?

NONE

ACLR0

ACLR1

NONE coefsel 入力レジスターの非同期クリアソースを指定します。

このパラメーターを有効にするには、Register the coefsel input を選択している必要があります。

IPコアでは、非同期クリアまたは同期クリアのいずれかをサポートしますが、両方を同時にはサポートしません。

What is the source for synchronous clear input

NONE

SCLR0

SCLR1

NONE coefsel 入力レジスターの同期クリアソースを指定します。

このパラメーターを有効にするには、Register the coefsel input を選択している必要があります。

IPコアでは、非同期クリアまたは同期クリアのいずれかをサポートしますが、両方を同時にはサポートしません。

Coefficient_0 Configuration 0x00000 – 0xFFFFFFF 0x00000000 1つ目の乗算器の係数値を指定します。

ビット数は、How wide should the coef width be? パラメーターで指定している数と同じにする必要があります。

このパラメーターを有効にするには、前置加算器のモードに COEF または CONSTANT を選択している必要があります。

Coefficient_1 Configuration 0x00000 – 0xFFFFFFF 0x00000000 2つ目の乗算器の係数値を指定します。

ビット数は、How wide should the coef width be? パラメーターで指定している数と同じにする必要があります。

このパラメーターを有効にするには、前置加算器のモードに COEF または CONSTANT を選択している必要があります。

Coefficient_2 Configuration 0x00000 – 0xFFFFFFF 0x00000000 3つ目の乗算器の係数値を指定します。

ビット数は、How wide should the coef width be? パラメーターで指定している数と同じにする必要があります。

このパラメーターを有効にするには、前置加算器のモードにCOEF または CONSTANT を選択している必要があります。

Coefficient_3 Configuration 0x00000 – 0xFFFFFFF 0x00000000 4つ目の乗算器の係数値を指定します。

ビット数は、How wide should the coef width be? パラメーターで指定している数と同じにする必要があります。

このパラメーターを有効にするには、前置加算器のモードにCOEF または CONSTANT を選択している必要があります。