Agilex™ 7汎用I/Oユーザーガイド: FシリーズおよびIシリーズ

ID 683780
日付 10/07/2024
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ドキュメント目次

6.1.5.1. GPIO Intel® FPGA IPのデータパス

図 34. シングルエンドGPIOの上位レベル図


表 50.   GPIO IPデータパスのモード
データパス レジスターモード
バイパス シンプルレジスター DDR I/O
フルレート ハーフレート
入力 データは遅延要素からコアへ送信されます。すべてのダブル・データレートI/O (DDIO) がバイパスされます。 フルレートDDIOはシンプルレジスターとして動作し、ハーフレートDDIOをバイパスします。フィッターは面積とタイミングのトレードオフに応じて、I/Oにレジスターをパッキングするか、コアにレジスターを実装するかを選択します。 フルレートDDIOは通常のDDIOとして動作し、ハーフレートDDIOをバイパスします。 フルレートDDIOは通常のDDIOとして動作します。ハーフレートDDIOでは、フルレートのデータをハーフレート・データに変換します。
出力 データはコアから遅延要素に直接送信されます。すべてのDDIOがバイパスされます。 フルレートDDIOはシンプルレジスターとして動作し、ハーフレートDDIOをバイパスします。フィッターは面積とタイミングのトレードオフに応じて、I/Oにレジスターをパッキングするか、コアにレジスターを実装するかを選択します。 フルレートDDIOは通常のDDIOとして動作し、ハーフレートDDIOをバイパスします。 フルレートDDIOは通常のDDIOとして動作します。ハーフレートDDIOでは、フルレートのデータをハーフレート・データに変換します。
双方向 出力バッファーでは、出力ピンと入力バッファーの両方を駆動します。 フルレートDDIOはシンプルレジスターとして動作します。出力バッファーでは、出力ピンと入力バッファーの両方を駆動します。 フルレートDDIOは通常のDDIOとして動作します。出力バッファーでは、出力ピンと入力バッファーの両方を駆動します。入力バッファーでは、3つのフリップフロップから成るセットを駆動します。 フルレートDDIOは通常のDDIOとして動作します。ハーフレートDDIOでは、フルレートのデータをハーフレートに変換します。出力バッファーでは、出力ピンと入力バッファーの両方を駆動します。入力バッファーでは、3つのフリップフロップから成るセットを駆動します。

非同期クリアとプリセット信号を使用する場合、すべてのDDIOで同じ信号を共有します。

ハーフレートDDIOとフルレートDDIOは、個別のクロックに接続します。ハーフレートDDIOとフルレートDDIOを使用する場合、フルレートのクロックはハーフレートの2倍の周波数で動作する必要があります。タイミング要件を満たす際は、異なる位相関係を使用することができます。