HDMI Intel® FPGA IPユーザーガイド

ID 683798
日付 12/04/2023
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ドキュメント目次

5.2. ソース・インターフェイス

次の表は、ソースのポート・インターフェイスの一覧です。
表 37.  HDMIソース・インターフェイス N はクロックあたりのピクセル数です。
インターフェイス ポートタイプ クロックドメイン ポート 入力/出力 詳細
リセット リセット - reset 入力 メインの非同期リセット入力
リセット - reset_vid 入力 ビデオドメインのリセット入力
注: この信号は、Support FRL = 0の場合にのみ使用することができます。
リセット - axi4s_reset 入力 AXI4-Stream to Clocked Videoコンバーターへのリセット
注: この信号は、Enable Active Video Protocol = AXIS-VVP Fullの場合にのみ適用されます。
クロック クロック - ls_clk 入力 リンクスピード・クロック入力。

out_c(3)out_r(2)out_g(1)、および out_b(0) TMDSエンコードデータ出力は、このクロック周波数で動作します。

ls_clk 周波数 = レーンあたりのデータレート/ 20

この信号は、TMDSビットレートが最小トランシーバー・データレートを上回っており、オーバーサンプリングが必要ない場合にのみトランシーバー出力クロックに接続されます。

この信号は、TMDSビットレートが最小トランシーバー・データレートを下回っており、オーバーサンプリングが必要な場合に、ls_clk 周波数を供給するPLL出力クロックに接続する必要があります。

TMDSモードでは、レーンあたりのデータレートはピクセル周波数と色深度比に相関します。

レーンあたりのデータレート = ピクセル周波数 x 10 x 色深度比

  • 8bpc: 色深度比 = 1
  • 10bpc: 色深度比 = 1.25
  • 12bpc: 色深度比 = 1.5
  • 16bpc: 色深度比 = 2
注: このポートは、SUPPORT_FRL パラメーターが有効になっている場合は使用できません。
クロック - vid_clk 入力

ビデオデータ・クロック入力。

Support FRL = 0の場合、vid_clk 周波数 = レーンあたりのデータレート/トランシーバー幅/色深度比

  • RGBおよびYCbCr 4:4:4/4:2:2トランスポートの場合: vid_clk 周波数 = (レーンあたりのデータレート/トランシーバー幅)/色深度比
  • YCbCr 4:2:0トランスポートの場合: vid_clk 周波数 = ((レーンあたりのデータレート/トランシーバー幅)/色深度比)/2
  • vid_clkls_clk と同期している必要があります。

Support FRL = 1の場合、vid_clk 周波数を固定クロック周波数にすることができます。インテルでは、225MHzをvid_clk に使用することを推奨しています。

  • vid_clk は、すべての解像度とFRLレートにおいて最大周波数で動作します。
  • ビデオデータは、vid_valid 信号によって修飾されます。
  • vid_clk は、ls_clkfrl_clk に対して非同期にすることができます。

詳細は、表 41 を参照してください。

クロック - tx_clk 入力

トランシーバー・リカバリー・クロック。この信号はTXトランシーバー出力クロックの出力クロックに接続します。

クロック - frl_clk 入力

FRLパスに供給されるクロック。

FRLのクロック周波数 = (データレート * レーン数) / (クロックあたりのFRL文字数 * 18)

frl_clktx_clk に同期している必要があります。

注: レーン数は常に4です。FRLレートが3、4、5、および6の場合、4つのFRLレーンすべてがデータの送信に使用されます。FRLレートが1または2の場合は、3つのFRLレーンのみがデータの送信に使用され、4番目のレーンは使用されません。

インテル® Arria® 10デバイスでは、クロックあたりのFRL文字数は16です。

インテル® Stratix® 10デバイスでは、クロックあたりの FRL 文字数は8です。

クロック - audio_clk 入力

オーディオクロック入力。この信号は、Support FRL = 0の場合は ls_clk に接続し、Support FRL = 1の場合は vid_clk に接続します。また、遅い方の audio_data 周波数を audio_de で修飾します。

この信号を実際のオーディオサンプル周波数のクロックに接続する場合は、audio_de を1に結び付ける必要があります。

オーディオチャネルが8より多い場合は、audio_clk を実際のオーディオ・サンプルクロックで駆動しないでください。代わりに、Support FRL = 0の場合は audio_clkls_clk で駆動し、Support FRL = 1の場合は vid_clk で駆動します。また、audio_dataaudio_de で修飾します。

注: Support auxiliary および Support audioパラメーターをオンにしている場合にのみ適用されます。
クロック - mgmt_clk 入力

フリーランニングのシステムクロック入力 (100MHz)。このクロックは、I2CマスターとHPDデバウンスロジックに接続します。

注: この信号は、Include I2C パラメーターをオフにしている場合は使用することができません。
クロック - axi4s_clk 入力

AXI4-Streamインターフェイスのクロック。クロック周波数は、vid_clk 周波数以上にする必要があります。

注: この信号は、Enable Active Video Protocol = AXIS-VVP Fullの場合にのみ適用されます。
ビデオデータ・ポート コンジット vid_clk vid_data[N*48-1:0] 入力

ビデオの48ビット・ピクセルデータ入力ポート。クロックあたり N ピクセルの場合、このポートではクロックあたり N * 48ビット・ピクセルを受け入れます。

コンジット vid_clk vid_de[N-1:0] 入力 ビデオのデータイネーブル入力で、アクティブな画像領域を示します。
コンジット vid_clk vid_hsync[N-1:0] 入力 ビデオの水平同期入力
コンジット vid_clk vid_vsync[N-1:0] 入力 ビデオの垂直同期入力
コンジット vid_clk vid_ready 出力

TXコアで新しいデータを処理する準備ができているかを示します。vid_ready がアサートされている場合、TXコアでは新しいデータを処理する準備が整っています。

注: この信号は、Support FRL = 1の場合にのみ使用することができます。

vid_ready は、8BPC (コンポーネントあたりのビット数) の場合は常にHighになります。この信号は、異なる色深度に対して切り替わります。

  • 10bpcの場合、vid_ready は5クロックサイクルのうち4クロックサイクルでHighになります。
  • 12bpcの場合、vid_ready は3クロックサイクルのうち2クロックサイクルでHighになります。
  • 16bpcの場合、vid_ready は2クロックサイクルのうち1クロックサイクルでHighになります。
  • 詳細は、Support FRL = 1の場合のソースにおけるディープカラー実装 を参照してください。
コンジット vid_clk vid_valid 入力

ビデオデータが有効かを示します。vid_clk が実際のピクセルクロックで動作している場合、この信号は常にアサートされます。

注: この信号は、Support FRL = 1の場合にのみ使用することができます。

実際のピクセルクロックよりも高い周波数でビデオデータを生成する場合は、vid_valid を使用してビデオデータの有効性を修飾します。vid_validvid_clk により、正確なピクセル・クロックレートを保証します。

詳細は、有効なビデオデータ を参照してください。

コンジット vid_clk vid_overflow 出力

ビデオパスからFRLパスにデータをクロック転送するFIFOがオーバーフローしているかを示します。

通常の動作時に、この信号のアサートは想定されていません。

この信号がアサートされている場合はHDMI TXコアをリセットします。

FRLモードにのみ適用されます。

TMDS/FRLデータポート コンジット

Support FRL = 1: tx_clk

Support FRL = 0: ls_clk

out_b[transceiver width-1:0] 出力

TMDSモードの場合、この信号はTMDSでエンコードされる青のチャネル (0) 出力です。

FRLモードでは、この信号はFRLレーン0です。

  • Support FRL = 0の場合、トランシーバー幅は20ビットにコンフィグレーションされます。
  • Support FRL = 1の場合、トランシーバー幅は40ビットにコンフィグレーションされます。
注: TMDSモードでは、最下位ビットから数えて20ビットのみが使用されます。FRLモードでは、40ビットすべてが使用されます。
コンジット

Support FRL = 1: tx_clk

Support FRL = 0: ls_clk

out_g[transceiver width-1:0] 出力

TMDSモードの場合、この信号はTMDSでエンコードされる緑のチャネル (1) 出力です。

FRLモードでは、この信号はFRLレーン1です。

  • Support FRL = 0の場合、トランシーバー幅は20ビットにコンフィグレーションされます。
  • Support FRL = 1の場合、トランシーバー幅は40ビットにコンフィグレーションされます。
注: TMDSモードでは、最下位ビットから数えて20ビットのみが使用されます。FRLモードでは、40ビットすべてが使用されます。
コンジット

Support FRL = 1: tx_clk

Support FRL = 0: ls_clk

out_r[transceiver width-1:0] 出力

TMDSモードの場合、この信号はTMDSでエンコードされる赤のチャネル (2) 出力です。

FRLモードでは、この信号はFRLレーン2です。

  • Support FRL = 0の場合、トランシーバー幅は20ビットにコンフィグレーションされます。
  • Support FRL = 1の場合、トランシーバー幅は40ビットにコンフィグレーションされます。
注: TMDSモードでは、最下位ビットから数えて20ビットのみが使用されます。FRLモードでは、40ビットすべてが使用されます。
コンジット

Support FRL = 1: tx_clk

Support FRL = 0: ls_clk

out_c[transceiver width-1:0] 出力

TMDSモードの場合、この信号はTMDSでエンコードされるクロックチャネル (3) 出力です。

FRLモードでは、この信号はFRLレーン3です。

  • Support FRL = 0の場合、トランシーバー幅は20ビットにコンフィグレーションされます。
  • Support FRL = 1の場合、トランシーバー幅は40ビットにコンフィグレーションされます。
注: TMDSモードでは、最下位ビットから数えて20ビットのみが使用されます。FRLモードでは、40ビットすべてが使用されます。
コンジット - in_lock 入力

アサートされると、HDMI TXコアは動作を開始します。

この信号はリセットポートと同じクロックドメインに同期します。

Support FRL =0の場合は、in_lock、リセット、および reset_vid は同じクロックドメインで動作します。
エンコーダー・コントロール・ポート コンジット

Support FRL = 1: tx_clk

Support FRL = 0: ls_clk

mode 入力 エンコードモード入力
  • 0: DVI
  • 1: HDMI
コンジット

Support FRL = 1: tx_clk

Support FRL = 0: ls_clk

tmds_bit_clock_ratio 入力

TMDSモードでTMDSビットレートが3.4Gbpsよりも大きいかを示します。

  • 0: (TMDSビットレート) / (TMDSクロックレート) 比は10
  • 1: (TMDSビットレート) / (TMDSクロックレート) 比は40
コンジット Support FRL = 1: tx_clk

Support FRL = 0: ls_clk

scrambler_enable 入力

スクランブルを有効にします。

  • 0: ソースデバイスでスクランブルを実行しないように指示します
  • 1 :ソースデバイスでスクランブルを実行するように指示します
コンジット Support FRL = 1: tx_clk

Support FRL = 0: ls_clk

ctrl[N*6-1:0] 入力 DVIコントロール・サイドバンド入力で、緑と赤のチャネルで必要なコントロールおよび同期データを上書きします。
ビットフィールド n=0、1.....N-1

n*6+5

CTL3

n*6+4

CTL2

n*6+3

CTL1

n*6+2

CTL0

n*6+1

予約済み (0)

n*6

予約済み (0)

 
リンク・トレーニング・コントロール・ポート コンジット frl_clk scdc_frl_start 入力
  • 1に設定すると、TXコアは通常のビデオデータを送信します。
  • 0に設定すると、TXコアはリンク・トレーニング・パターン・データを送信します。
コンジット frl_clk scdc_frl_rate[3:0] 入力

TXコアが動作しているFRLレート (リンクレートとレーン数) を指定します。

  • 0: FRLは無効です
  • 1: 3レーンで、1レーンあたり3Gbpsの固定レートリンク
  • 2: 3レーンで、1レーンあたり6Gbpsの固定レートリンク
  • 3: 4レーンで、1レーンあたり6Gbpsの固定レートリンク
  • 4: 4レーンで、1レーンあたり8Gbpsの固定レートリンク
  • 5: 4レーンで、1レーンあたり10Gbpsの固定レートリンク
  • 6: 4レーンで、1レーンあたり12Gbpsの固定レートリンク
コンジット frl_clk scdc_frl_pattern[15:0] 入力

TXコアの各レーンで送信しているリンク・トレーニング・パターンを示します。

  • scdc_frl_pattern[3:0]: レーン0のリンク・トレーニング・パターン
  • scdc_frl_pattern[7:4]: レーン1のリンク・トレーニング・パターン
  • scdc_frl_pattern[11:8]: レーン2のリンク・トレーニング・パターン
  • scdc_frl_pattern[15:12]: レーン3のリンク・トレーニング・パターン
  • 4’d0: リンク・トレーニング・パターンなし
  • 4’d1: すべて1のパターン
  • 4’d2: すべて0のパターン
  • 4’d3: ナイキスト・クロックパターン
  • 4’d4: TxFFE準拠のテストパターン
  • 4’d5: LFSR 0
  • 4’d6: LFSR 1
  • 4’d7: LFSR 2
  • 4’d8: LFSR 3
補助データポート (Support auxiliary パラメーターを有効にしている場合にのみ適用される) 5 コンジット aux_clk aux_ready 出力 補助データチャネルのレディー出力。Highにアサートされている場合は、コアでデータを受け入れる準備が整っていることを示します。
コンジット aux_clk aux_valid 入力 補助データチャネルのValid入力で、データを修飾します。
コンジット aux_clk aux_data[71:0] 入力 補助データチャネル・データ入力。

ビットフィールドに関しては、図 22 を参照してください。

コンジット aux_clk aux_sop 入力 補助データチャネルのStart-of-Packet入力で、パケットの開始を示します。
コンジット aux_clk aux_eop 入力 補助データチャネルのEnd-of-Packet入力で、パケットの終了をマークします。
補助コントロール・ポート (Support auxiliary パラメーターを有効にしている場合にのみ適用される) 5 コンジット aux_clk gcp[5:0] 入力 汎用コントロール・パケット・ユーザー入力。

ビットフィールドに関しては、表 23 を参照してください。

コンジット aux_clk

info_avi[122:0] (Support FRL = 1)

info_avi[112:0] (Support FRL = 0)

入力 Auxiliary Video Information InfoFrameユーザー入力。

ビットフィールドに関しては、表 24 を参照してください。

コンジット aux_clk info_vsi[61:0] 入力 Vendor Specific Information InfoFrameユーザー入力。
ビットフィールドに関しては、表 26 を参照してください。
オーディオポート (Support auxiliary および Support audio パラメーターを有効にしている場合にのみ適用される) 5 コンジット audio_clk audio_CTS[19:0] 入力 オーディオCTS値入力
コンジット audio_clk audio_N[19:0] 入力 オーディオN値入力
コンジット audio_clk audio_data[255:0] 入力 オーディオデータ入力。

オーディオチャネルの値に関しては、表 40 を参照してください。

コンジット audio_clk audio_de 入力 オーディオデータのValid入力
コンジット audio_clk audio_mute 入力 オーディオミュート入力。この信号がHighにアサートされている場合、オーディオは送信されません。
コンジット aux_clk audio_info_ai[48:0] 入力 Audio InfoFrameユーザー入力。
注: audio_info_ai [48:0] audio_clk を使用して実際のオーディオサンプル周波数で提供する場合は、クロックドメインを ls_clk に外部で同期させる必要があります。

ビットフィールドに関しては、表 28 を参照してください。

コンジット aux_clk audio_metadata[165:0] 入力 3DオーディオとMSTオーディオに関する追加情報を伝送します。
注: audio_metadata [165:0]audio_clk を使用して実際のオーディオサンプル周波数で提供する場合は、クロックドメインを ls_clk に外部で同期させる必要があります。

ビットフィールドに関しては、表 29表 30、および表 31 を参照してください。

コンジット audio_clk audio_format[4:0] 入力 3Dオーディオの伝送を制御し、伝送するオーディオ形式を示します。
ビットフィールド 詳細
4 アサートすることで、各3Dオーディオサンプルの最初の8チャネルを示します。
3:0

ビットフィールドに関しては、表 27 を参照してください。

PHYインターフェイス・コントロール・ポート コンジット

Support FRL=1: tx_clk

Support FRL =0: ls_clk

os[1:0] 入力

オーバーサンプリング・コントロール信号で、オーバーサンプリング係数を制御します。

Support FRL = 1
  • 0: オーバーサンプリングなし。これは、FRLで送信している場合に送信します。
  • 1: 2x のオーバーサンプリング。これは、1Gb/s < レート ≤ 6Gb/sのTMDSレートで送信している場合に送信します。
  • 2: 8x のオーバーサンプリング。これは、TMDSレート ≤ 1Gb/sで送信している場合に送信します。
Support FRL = 0
  • 0: オーバーサンプリングなし。これは、TMDSレート ≥ 1 Gb/sで送信している場合に送信します。
  • 1: 3x のオーバーサンプリング。これは、350Mb/s ≤ レート < 500Gb/sのデータレートで送信している場合に送信します。
  • 2: 4x のオーバーサンプリング。これは、300Mb/s ≤ レート < 350Gb/sのデータレートで送信している場合に送信します。
  • 3: 5x のオーバーサンプリング。これは、250Mb/s ≤ レート < 300Gb/s、または500Mb/s ≤ レート < 1Gb/sのデータレートで送信している場合に送信します。
ホットプラグ検出 コンジット - tx_hpd 入力 ホットプラグ検出 (HPD) ステータスを検出します。この信号は、HDMIコネクターのHPDピンと同じ信号で駆動する必要があります。
mgmt_clk tx_hpd_req 出力 tx_hpd 信号が100ミリ秒以上保持され有効なHPDを示している場合に、コアは tx_hpd_req 信号をアサートします。tx_hpd 信号が検出されないと、tx_hpd_req 信号はデアサートされます。
I2Cマスター・インターフェイス・ポート コンジット - i2c_scl 入出力 HDMIコネクターのI2CバスからのSCL信号。
注: この信号は、Include I2C または Include I2C Pads パラメーターをオフにしている場合は使用できません。
コンジット - i2c_sda 入出力 HDMIコネクターのI2CバスからのSDA信号。
注: この信号は、Include I2C または Include I2C Pads パラメーターをオフにしている場合は使用できません。
コンジット - i2c_scl_in 入力 HDMIコネクターのI2Cトライステート対応I/OパッドからのSCL入力信号。
注: この信号は、Include I2C Pads パラメーターをオフにしている場合にのみ使用できます。
コンジット - i2c_scl_oe 出力

HDMIコネクターのI2Cトライステート対応I/OパッドへのSCL出力イネーブル信号。

1: SCLはLowに引き下げられます。

0: 出力バッファーはトライステートで、SCLは外部でHighに引き上げられます。
注: この信号は、Include I2C Pads パラメーターをオフにしている場合にのみ使用できます。
コンジット - i2c_sda_in 入力 HDMIコネクターのI2Cトライステート対応I/OパッドからのSDA入力信号。
注: この信号は、Include I2C Pads パラメーターをオフにしている場合にのみ使用できます。
コンジット - i2c_sda_oe 出力

HDMIコネクターのI2Cトライステート対応I/OパッドへのSDA出力イネーブル信号。

1: SDAはLowに引き下げられます。

0: 出力バッファーはトライステートで、SDAは外部でHighに引き上げられます。
注: この信号は、Include I2C Pads パラメーターをオフにしている場合にのみ使用できます。
Avalon MM mgmt_clk i2c_master_address[3:0] 入力 I2Cマスターへの Avalon® メモリーマップド・インターフェイス信号。これらの信号は、 Avalon® メモリーマップド・マスター ( Nios® プロセッサーなど) に接続し、EDIDブロックへの読み出しおよび書き込み操作を実行します。
注: この信号は、Include I2C パラメーターをオフにしている場合は使用できません。
Avalon MM mgmt_clk i2c_master_write 入力
Avalon MM mgmt_clk i2c_master_read 入力
Avalon MM mgmt_clk i2c_master_writedata[31:0] 入力
Avalon MM mgmt_clk i2c_master_readdata[31:0] 出力

AXI4-Streamビデオ

(Enable Active Video Protocol = AXIS-VVP Fullの場合にのみ適用される)
AXI4 Stream axi4s_clk axi4s_vid_in_tvalid 入力 AXI4-Streamビデオ・インターフェイス。転送プロトコルはAXI4-Stream形式に従っています (フルバリアント)。詳細は、Intel FPGA Streaming Video Protocol Specification に示されています。関連情報のリンクを参照してください。
AXI4 Stream axi4s_clk axi4s_vid_in_tready 出力
AXI4 Stream axi4s_clk axi4s_vid_in_tlast 入力
AXI4 Stream axi4s_clk axi4s_vid_in_tuser 入力
AXI4 Stream axi4s_clk axi4s_vid_in_tdata 入力

AXI4-Stream補助

(Enable Active Video Protocol = AXIS-VVP Fullの場合にのみ適用される)
AXI4 Stream aux_clk axi4s_aux_in_tvalid 入力 AXI4-Stream補助インターフェイス。AXI4-Stream補助の転送プロトコルについては、TX AXI4-Stream補助ブリッジ のセクションを参照してください。
AXI4 Stream aux_clk axi4s_aux_in_tready 出力
AXI4 Stream aux_clk axi4s_aux_in_tlast 入力
AXI4 Stream aux_clk axi4s_aux_in_tuser 入力
AXI4 Stream aux_clk axi4s_aux_in_tdata 入力
HDMI TX Avalon Memory-Mappedコントロール

(Enable Active Video Protocol = AXIS-VVP Fullの場合にのみ適用される)

Avalon MM mgmt_clk av_mm_control_write 入力 Avalon®メモリーマップド・インターフェイスで、HDMI TXコアAvalonメモリーマップド・デマルチプレクサーにアクセスします。HDMIのI2Cマスターへの読み出しまたは書き込みアクセスを、DDC、HDMI TXレジスター、AXI4-Stream to Clocked Videoレジスター、HDCP (将来的な使用目的で予約されている) に対して提供します。この Avalon®メモリーマップド・インターフェイスのアドレス指定モードは、ダブルワード・アドレス指定です。
Avalon MM mgmt_clk av_mm_control_read 入力
Avalon MM mgmt_clk av_mm_control_address 入力
Avalon MM mgmt_clk av_mm_control_writedata 出力
Avalon MM mgmt_clk av_mm_control_readdata 出力
Avalon MM mgmt_clk av_mm_control_waitrequest 入力
Avalon MM mgmt_clk av_mm_control_debugaccess 入力
Avalon MM mgmt_clk av_mm_control_lock 入力
Avalon MM mgmt_clk av_mm_control_byteenable 入力
HDCPポート (Support HDCP 2.3 または Support HDCP 1.4 パラメーターを有効にしている場合にのみ適用される) リセット hdcp_reset 入力 メイン非同期リセット
クロック csr_clk 入力

コントロールおよびステータスレジスターのHDCPクロック。

通常、Nios IIプロセッサー・クロック (100MHz) を共有します。

crypto_clk 入力

認証および暗号化レイヤーのHDCP 2.3クロック。

最大200MHzの周波数の任意のクロックを使用することができます。

HDCP 1.4には適用されません。

注: クロック周波数により、認証遅延が決定します。
Avalon-MM csr_clk csr_addr[7:0] 入力

Avalon®メモリーマップド・インターフェイス・スレーブポートで、主に認証メッセージ転送に向けて内部コントロールおよびステータスレジスターへのアクセスを提供します。このインターフェイスは、Nios IIプロセッサー・クロックドメインで動作することを想定しています。

メッセージのビット部分が非常に大きいため、IPは完全なハンドシェイク・メカニズムを使用してバーストモードでメッセージを転送します。

書き込み転送の待機時間は常に0サイクルです。読み出し転送の待機時間は1サイクルです。

アドレス指定は、プラットフォーム・デザイナー・フローではワードアドレス指定でアクセスする必要があります。例えば、Nios IIソフトウェアで4をアドレス指定すると、スレーブではアドレス1が選択されます。

csr_wr 入力
csr_rd 入力
csr_wrdata[31:0] 入力
csr_rddata[31:0] 出力
コンジット (Key) crypto_clk

kmem_wait

入力 この信号は、キーを読み出す準備ができるまで常にアサートしている状態にします。この信号は、Support HDCP Key Management パラメーターをオンにしている場合は使用できません。

kmem_rdaddr[3:0] (HDCP 2.3)

kmem_rdaddr[9:4] (HDCP 1.4)

出力

キー読み出しアドレスバス。

[3:2] = 予約済み。この信号は、Support HDCP Key Management パラメーターをオンにしている場合は使用できません。

kmem_q[31:0] (HDCP 2.3)

kmem_q[87:32] (HDCP 1.4)

入力

読み出し転送の32ビット (HDCP 2.3) または56ビット (HDCP 1.4) データ。

読み出し転送にはかならず1サイクルの待機時間があります。

この信号は、Support HDCP Key Management パラメーターをオンにしている場合は使用できません。

Avalon-MM csr_clock hdcp1_kmem_wr 入力

Avalon®メモリーマップド・インターフェイス・スレーブポートでは、内部HDCP 1.4キーストレージへの書き込みアクセスを提供します。

書き込み転送の待機時間は常に0です。

Avalon®メモリーマップド・インターフェイス・マスターは、プラットフォーム・デザイナー・フローでのアドレス指定をワードアドレス指定としてアクセスします。

例えば、 Avalon®メモリーマップド・インターフェイス・マスターで4をアドレス指定すると、スレーブではアドレス1が選択されます。

これらの信号は、Support HDCP Key Management パラメーターおよび Support HDCP 1.4 パラメーターをオンにしている場合にのみ使用できます。

hdcp1_kmem_wrdata[31:0] 入力
hdcp1_kmem_addr[6:0] 入力
Avalon-MM csr_clk hdcp2_kmem_wr 入力

Avalon®メモリーマップド・インターフェイス・スレーブポートでは、内部HDCP 2.3キーストレージへの書き込みアクセスを提供します。

書き込み転送の待機時間は常に0です。

Avalon®メモリーマップド・インターフェイス・マスターは、プラットフォーム・デザイナー・フローでのアドレス指定をワードアドレス指定としてアクセスします。

例えば、 Avalon®メモリーマップド・インターフェイス・マスターで4をアドレス指定すると、スレーブではアドレス1が選択されます。

これらの信号は、Support HDCP Key Management パラメーターおよび Support HDCP 2.3 パラメーターをオンにしている場合にのみ使用できます。

hdcp2_kmem_wrdata[31:0] 入力
hdcp2_kmem_addr[3:0] 入力
コンジット ls_clk hdcp1_enabled 出力 この信号は、発信ビデオと補助データがHDCP 1.4で暗号化されている場合に、IPによってアサートされます。
hdcp2_enabled 出力 この信号は、発信ビデオと補助データがHDCP 2.3で暗号化されている場合に、IPによってアサートされます。
csr_clk hdcp1_disable 入力 この信号をアサートすると、HDCP 1.4 IPが無効になります。
注: この信号をトグル後に、HDCP IPをリセットする必要があります (hdcp_reset)。この信号をデアサートしたら、ソフトウェアAPI hdcp_unauth() を呼び出す必要があります。
hdcp2_disable 入力 この信号をアサートすると、HDCP 2.3 IPが無効になります。
注: この信号をトグル後に、HDCP IPをリセットする必要があります (hdcp_reset)。この信号をデアサートしたら、ソフトウェアAPI hdcp_unauth() を呼び出す必要があります。
表 38.  TMDSビットレートが3.4Gbps未満の場合の out_c 値 TMDS_Bit_clock_Ratio = 0で、out_c の値は一定です。
N out_c の値
1 10'b1111100000
2 20'b1111100000_1111100000
4 40'b1111100000_1111100000 1111100000_1111100000
表 39.  TMDSモードでTMDSビットレートが3.4 Gbpsを超える場合の out_c 値 TMDS_Bit_clock_Ratio = 1で、out_c の値は無期限に反復されます。
N out_c の値
t t+1 t+2 t+3
1 10’h000 10’h000 10’h3ff 10’h3ff
2 20’h00000 20’hfffff 20'h00000 20’hfffff
4 40’hfffff 00000 40’hfffff 00000 40’hfffff 00000 40’hfffff 00000
表 40.  オーディオチャネル
ビットフィールド オーディオチャネル
LPCMおよび3Dオーディオ (LPCM) MSTオーディオ (LPCM)
255:224 8、16、24、または32

ストリーム4右チャネル

223:192 7、15、23、または31

ストリーム4左チャネル

191:160 6、14、22、または30

ストリーム3右チャネル

159:128 5、13、21、または29

ストリーム3左チャネル

127:96 4、12、20、または28

ストリーム2右チャネル

95:64 3、11、19、または27

ストリーム2左チャネル

63:32 2、10、18、または26

ストリーム1右チャネル

31:0 1、9、17、または25

ストリーム1左チャネル

5

aux_clk = ls_clk (Support FRL = 0)

aux_clk = vid_clk (Support FRL = 1)