インテル® Quartus® Prime プロ・エディション ユーザーガイド: サードパーティー合成

ID 683122
日付 9/24/2018
Public
ドキュメント目次

2.10.1.5. 生成されたVerilog HDLファイルを使用したブラックボックス・コアのインスタンス化

syn_black_boxコンパイラー・ディレクティブを使用して、モジュールをブラックボックスとして宣言することができます。トップレベル・デザイン・ファイルには、IPポートマッピングおよび中空体モジュール宣言が含まれていなければなりません。syn_black_boxディレクティブをトップレベル・ファイルまたはプロジェクトに含まれる別のファイルのモジュール宣言に適用して、Synplifyソフトウェアにこれがブラックボックスであることを指示します。このソフトウェアはこのディレクティブがなくても正常にコンパイルしますが、追加の警告メッセージがレポートされます。このディレクティブを使用すると、他のディレクティブを追加できます。

この例では、IP Catalogによって生成される簡略化カスタマイズ・バリエーションであるmy_verilogIP.vをインスタンス化するトップレベル・ファイルを示します。

IPのブラックボックス・インスタンス化を使用したトップレベルVerilog HDLコードの例

module top (clk, count);
    input clk;
    output [7:0] count;
    my_verilogIP verilogIP_inst (.clock (clk), .q (count));
endmodule
// Module declaration
// The following attribute is added to create a
// black box for this module.
module my_verilogIP (clock, q) /* synthesis syn_black_box */;
    input clock;
    output [7:0] q;
endmodule