インテル® Quartus® Prime プロ・エディション ユーザーガイド: サードパーティー合成

ID 683122
日付 9/24/2018
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ドキュメント目次

2.7.2. タイミング・アナライザーのSDCタイミング制約の インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアへの引き渡し

タイミング・アナライザーは、強力なASICスタイルのタイミング分析ツールで、業界標準の制約フォーマットであるSynopsys Design Constraints (.sdc) を使用して、デザイン内のすべてのロジックのタイミング性能を検証します。

Synplifyで生成された.tclファイルには、デバイス仕様や場所の制約など、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアの制約が含まれています。タイミング制約は、Synopsys Constraints形式 (.scf) ファイルでフォワードアノテートされます。

注: Synopsysでは、制約を変更する場合は、生成された.sdc.scf 、または.tclファイルを使用するのではなく、SCOPE制約エディターウィンドウを使用することを推奨しています。

以下に示すSynplify制約は、同等の インテル® Quartus® Prime SDCコマンドに変換され、.scfファイルで インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアにフォワードアノテートされます。

  • define_clock
  • define_input_delay
  • define_output_delay
  • define_multicycle_path
  • define_false_path

上記のすべてのSynplifyの制約は、タイミング・アナライザー用のSDCコマンドにマップされます。

これらのコマンドの構文および引数については、このマニュアルの該当する項を参照するか、「Synplifyのヘルプ」を参照してください。 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアで対応するコマンドのリストについては、「 インテル® Quartus® Primeヘルプ」を参照してください。