インテル® Quartus® Prime プロ・エディション ユーザーガイド: サードパーティー合成

ID 683122
日付 9/24/2018
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ドキュメント目次

1.7.1. 正確なロジック利用率およびタイミング分析レポートの取得

これまで設計者は、合成後のロジック利用率とタイミングレポートに頼って、デザインが必要とするロジックの量、必要なデバイスのサイズ、およびデザインの実行速度を決定してきました。 しかし、今日のFPGAデバイスは、基本レジスターやルックアップ・テーブル(LUT)に加えて、さまざまな高度な機能を提供しています。 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアには、これらの機能を活用するための高度なアルゴリズムのほかに、性能を向上させ、特定のデザインに必要なロジック量を削減する最適化手法が備えられています。さらにデザインには、ブラックボックスや特定のデバイスの特色を活かすファンクションを含めることができます。このような進歩により、合成ツールレポートは、合成後の領域とタイミングの見積もりを提供します。ただし、最終的なロジック利用率とタイミングレポートを取得するには、配置配線ソフトウェアを使用する必要があります。