インテル® Quartus® Prime プロ・エディション ユーザーガイド: サードパーティー合成

ID 683122
日付 9/24/2018
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ドキュメント目次

1.8.4. 生成されたVerilog HDLファイルを使用したブラックボックスIPファンクションのインスタンス化

syn_black_boxまたはblack_boxコンパイラー・ディレクティブを使用して、モジュールをブラックボックスとして宣言することができます。トップレベル・デザイン・ファイルには、IPポートマッピングおよび中空体モジュール宣言が含まれていなければなりません。このディレクティブをトップレベル・ファイルまたはプロジェクトに含まれる別のファイルのモジュール宣言に適用して、Precision Synthesisソフトウェアにこれがブラックボックスであることを指示します。
注: syn_black_boxおよびblack_boxディレクティブは、モジュールまたはエンティティー定義でのみサポートされています。

次の例では、my_verilogIP.vをインスタンス化するトップレベル・ファイルの例を示しています。これは、IP Catalogおよびパラメーター・エディターによって生成される簡略化カスタマイズ・バリエーションです。

IPのブラックボックス・インスタンス化を使用したトップレベルのVerilog HDLコード

module top (clk, count);
   input clk;
   output[7:0] count;

   my_verilogIP verilogIP_inst (.clock (clk), .q (count));
endmodule

// Module declaration
// The following attribute is added to create a
// black box for this module.
module my_verilogIP (clock, q) /* synthesis syn_black_box */;
   input clock;
   output[7:0] q;
endmodule