インテル® Quartus® Prime プロ・エディション ユーザーガイド: サードパーティー合成

ID 683122
日付 9/24/2018
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ドキュメント目次

1.8.1. IP Catalogによって生成されたVerilog HDLファイルを使用したIPコアのインスタンス化

IP Catalogが生成する、Verilog HDLインスタンス化テンプレート・ファイル<output file>_inst.vおよび中空体のブラックボックス・モジュール宣言<output file>_bb.vをPrecision Synthesisデザインに使用します。インスタンス化テンプレート・ファイル<output file>_inst.vをトップレベル・デザインに組み込んで、IPコア・ラッパー・ファイル<output file>.vをインスタンス化します。

中空体のブラックボックス・モジュール宣言<output file>_bb.vをPrecision Synthesisプロジェクトに含めて、ブラックボックスのポート接続を記述します。IPコア・ラッパー・ファイル<output file>.vをPrecision Synthesisプロジェクトに任意で追加できますが、そのファイルを インテル® Quartus® Primeプロジェクトに追加する場合は、Precision Synthesisで生成されたEDIFまたはVQMネットリストを含める必要があります。

別の方法として、IPコア・ラッパー・ファイル <output file>.vをPrecision Synthesisプロジェクトに含め、Precision SynthesisソフトウェアのExclude file from Compile Phaseオプションをオンにして、ファイルをコンパイルから除外します。そのファイルを適切なディレクトリーにコピーして、配置配線時に インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアによって使用できるようにします。