インテル® Quartus® Prime プロ・エディション ユーザーガイド: サードパーティー合成

ID 683122
日付 9/24/2018
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ドキュメント目次

1.8.5. 生成されたVHDLファイルを使用したブラックボックスIPファンクションのインスタンス化

syn_black_boxまたはblack_boxコンパイラー・ディレクティブを使用して、コンポーネントをブラックボックスとして宣言することができます。トップレベル・デザイン・ファイルには、IPコア・バリエーションのコンポーネント宣言とポートマッピングが含まれていなければなりません。このディレクティブをトップレベル・ファイルのコンポーネント宣言に適用します。
注: syn_black_boxおよびblack_boxディレクティブは、モジュールまたはエンティティー定義でのみサポートされています。

次の例では、my_vhdlIP.vhdをインスタンス化するトップレベル・ファイルの例を示しています。これはIP Catalogおよびパラメーター・エディターによって生成された簡略化カスタマイズ・バリエーションです。

IPのブラックボックス・インスタンス化を使用したトップレベルのVHDLコード

LIBRARY ieee;
USE ieee.std_logic_1164.all;
ENTITY top IS
  PORT (
    clk: IN STD_LOGIC ;
    count: OUT STD_LOGIC_VECTOR (7 DOWNTO 0)
  );
END top;

ARCHITECTURE rtl OF top IS
  COMPONENT my_vhdlIP
  PORT (
    clock: IN STD_LOGIC ;
    q: OUT STD_LOGIC_VECTOR (7 DOWNTO 0)
  );
  end COMPONENT;
  attribute syn_black_box : boolean;
  attribute syn_black_box of my_vhdlIP: component is true;
  BEGIN
    vhdlIP_inst : my_vhdlIP PORT MAP (
       clock => clk,
       q => count
    );
END rtl;