Stratix 10 GX / SX デバイスの概要

ID 683729
日付 10/30/2017
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ドキュメント目次

1.14. コア・クロッキング

インテル® Stratix® 10デバイスのコア・クロッキングは、プログラム可能なクロックツリー合成を使用します。

この手法は、専用のクロックツリー・ルーティングとスイッチング回路を使用し、 インテル® Quartus® Prime 開発ソフトウェアが設計での必要な正確なクロックツリーの作成を可能にします。クロックツリー合成はクロックツリーの挿入遅延を最小限に抑え、クロックツリーでダイナミック消費電力を低減し、従来のグローバルおよびリージョナル・クロッキング方式との後方互換性を維持しながら、コアのクロック柔軟性を向上させます。

インテル® Stratix® 10デバイスのコアクロック・ネットワークは 1 GHz までのクロックレートで新しい HyperFlex コア・アーキテクチャーをサポートします。また、最大 2666 Mbps のハードメモリー・コントローラーもサポートしており、コアへのクオーターレートの転送が可能です。コア・ネットワークは専用のクロック入力ピン、フラクショナル・クロック合成 PLL、インテジャー I/O PLL によりサポートされています。